口座開設2022年(DBS Hong Kong編Vol.2)

前回DBSへ口座開設に行きマイナンバーがないので作れないと言われた筆者でしたがいかにして口座開設を成功させたのか。

『残念ながら日本のTax ID Number(以下TIN)を提出しないと口座開設はできません』

言われることはある程度予想していたのでこちらも準備していました。

『そんなはずはないです。私は日本に住所もなければ収入もありません。
納税義務があるのは香港のみなので日本のTINを出す必要はないはずです。』

すると奥からいかにもバリバリ仕事こなしそうな強面の女性マネージャーが出てきて日本国籍の人は必ずマイナンバーを持っているはず!だと言われました。

誰だよ、そんな間違った情報を流したの…はと思いつつ1から説明しました。

  1. 日本のマイナンバー制度は2016年からは始まったものでそれより前から海外に住んでいる日本人は番号自体が発行されていない。
  2. 10年以上海外に住んでいて、日本に住所もなければ収入もないので税金が発生することはない(=納税義務はないのでTINもない)

私の拙い英語でどこまで伝わったのかはわかりませんが
具体的にはどの書類でマイナンバーが必要なのか確認すると下記の部分でした。

最近銀行や保険でよく見る書類なのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

納税番号を書く書類ですが本来私の場合、納税義務があるのは香港のみのはずですが日本パスポートを持っているので日本も書く必要があるとのこと。

今回私の場合はReason AもしくはReason Bに該当するのでは?ということを伝えると本部に確認をしてくれるとのこと。

待つこと10分本部からの回答はReason AでOKとのことで手続きを進めてくれました。

めんどくさい日本人でごめんなさい。そして本当にありがとうございます。

今まで銀行ではあまりいい担当者に当たったことはなかったのですが、今回の方は親身になって対応してくれました。

その後はスムーズにことが進み無事に開設でき安心したのも束の間

『デポジット分の小切手を出してください』

『……アイヤッ!』

デポジットを払うための小切手を持ってくることをすっかり忘れていました。

ここへきてまた一からやり直しか…と心配していたら今はeDDAと言ってアプリ上で別の銀行から引き出す方法があるとやりかたを教えてくれました。

わざわざ別の銀行で振り込み手続きをしなくても自分の口座から直接Transferできる方法です。

以上何から何まで親切に対応してくれてすごく印象がよかったです。

DBSいい銀行ですね。

後日、このことを妻(香港人)に話したらパーマネントIDを持っているんでしょう?Nationalityを香港にしたらパスポート出す必要はなかったのでは?と言われ、確かにそうかと思いましたが、後々面倒なことになっても嫌なのできちんとしておいたほうがいいかなと思います。


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