【保険会社】FTLife 香港の歴史や特徴をご紹介

FTLife(エフティーライフ)は香港に本社を構える最大級の保険会社のひとつです。親会社はNew World Developmentで、およそ6,000億香港ドルもの資産価値を保有し、香港に一度でも居住された方、ハイアットリージェンシーホテルに宿泊された方は良くご存知の、K11ショッピングモールや貴金属店などを所有することで地元香港人にも安心できる企業として知られています。(2020年6月30現在のデータです)

この記事では

  • FTLife香港の歴史や格付け
  • FTLife香港の商品ラインナップ
  • FTLife香港の事業内容

などを紹介します。

FTLife香港の変遷の歴史

1990年に『フォルティス・フィナンシャル・グループ』の保険部門であった『フォルティス・ホールディングス』として設立されました。

2010年にはAGEAS(エイジアス)グループとなり、ベルギーのブリュッセルを本拠地として活動。

2016年に香港最大の保険会社の1社で、中国資本のファンド会社である創九県投資管理グループ(JDキャピタル)の100%子会社となり、FTLifeへ改称しました。

2019年、香港の不動産大手New World Development社に買収され現在に至ります。

香港の企業が保有していることで、香港人は安心している会社です。

FTLife香港の格付け

Fitch RatingsでA-、Moody`sでA3とどちらも高い評価を得ています。

親会社はNew World Developmentで、香港を代表するコングロマリット(香港系財閥)です。日本で例えるならば三菱不動産あたりに該当します。不動産大手が保有している金融会社のイメージです。

FTLife香港の運用資産規模

資産運用総額は64,685百万HKDです。日本円で換算するとおよそ9,000億円にあたります(2020年11月時点)。毎年の保険料収入は7,736百万HKDで、日本円で換算するとおよそ1,000億円です。

資産運用規模や保険料収入は増加傾向にあります。日本の保険会社を評価する数値のひとつである『ソルベンシー・マージン』は600%であり、十分な数字になっていると言えるでしょう。基準としては、200%を超えれば支払い能力があるとみなされています。

FTLife香港の事業内容

生命保険と損害保険の事業を行っています。生命保険は貯蓄や投資、学資、医療保険などが主な内容です。損害保険は団体医療保険をはじめ、採算保険や自動車保険、パッケージ保険、海上貨物保険、賠償責任保険、傷害保険を含む一般的な保険を提供しています。

FTLife香港の商品ラインナップ

FTLife香港の代表的な保険商品の貯蓄プランと保障プランをそれぞれご紹介します。

相続対策を考えた資産運用なら「Regent Premier2(リージェントプレミア2)」

積極型の運用で次世代に託す資産形成も可能です。積立期間は2年、5年、10年の3種類から選べます。例えば1年につき500万円を2年分、合計1000万円を支払ったとしましょう。その後は128歳までずっと運用が継続できるプランです。相続税や贈与税がない香港では、自分で加入した保険商品の権利を子どもに受け渡せる機能があります。

このように3世代にわたって、ひとつの保険商品を不動産のように持ち続けることが可能です。解約返戻金や死亡保障の受け取り方は月払いや年払い、一括などの中から選択できます。また年金のように少額での受け取りを選んだ場合は、未払いの残金には金利が付与されるので、ご自身のライフプランに合わせて選択してください。

万が一の病気に備えた保険商品なら「Healthcare 168 2(ヘルスケアー168 2)」

168種類の疾患を保証、がん再発に対応します。日本ではいわゆる特定疾病保険に該当するもので、生活習慣病とそのほかの疾患になった場合に保険金がもらえるプランです。

弊社でご契約いただいたお客様で残念ながらお亡くなりになった方のほとんどはがんが原因でした。がんが再発しても治療のたびにカバーできます。

日本人向けの対応

駐在員のファンが多いFTLifeですが、その他の方の加入も多いです。
また使い勝手の良いアプリがあります。

日本の保険会社は基本的に海外には郵便物を送付しません。しかし他の香港の保険会社と同じように、帰国後の郵便物は日本やその他の海外にも届くため、利便性に優れています。

※2020年12月現在の情報となります。

海外資産運用の相談なら110(ワンテン)へ

不明な点や確認したい点があれば、110サポートへお気軽にご連絡ください。

たとえば

  • 届いたレターの内容を詳しく確認したい
  • 保険に加入はしたものの担当が外国人だった。現状を確認したい
  • 住所変更の手続きをしたいが、どうすればいいのか教えてほしい
  • 解約する場合はどうすればいいのか

などの疑問に答えます。

海外赴任中の日本人は『FTLife』で資産運用がおすすめ

FTLifeはこれまでに数度の改称を経て現在の社名になった、香港を代表する保険会社です。Fitch RatingsでA-、Moody`sでA3とどちらも高い評価を得ており、香港人はもちろん、日本人にも知られています。

3世代に渡って保有し続けられる貯蓄型保険や、重大な病気に備えて加入する保証型プランなどの多彩な商品が特徴です。日本人向けの対応はしっかりしており、海外の保険商品に不安を感じている人も検討しやすいのではないでしょうか。