【保険会社】Sunlife HongKong(サンライフ香港)の歴史や特徴をご紹介

サンライフ香港はカナダのトロントに本社を置くサンライフフィナンシャルのグループ会社です。カナダでは有数の保険会社として知られており、世界23ヵ国に進出しています。

この記事では
・サンライフはどのような会社なのか
・サンライフの商品はどのようなものがあるのか
・日本人向けの対応はどうなのか

などを紹介します。

サンライフの歴史

サンライフは1865年に創業しました。日本では江戸時代末期の幕末に誕生した保険会社です。すでに150年以上の歴史があります。

カナダ国内では第2位の保険会社です。世界規模の総合生命保険会社で歴史や資産総額などを見ても、各方面で安心できると言えます。資産運用の方向性としては保守的で、リーマンショック時にも損害を抑えて、次のステップに移行できました。

サンライフ香港の歴史

サンライフが香港でビジネスを開始したのは1892年で、130年以上運営を行っています。香港の他の保険会社と比較しても、古くから存在している保険会社です。

サンライフの格付け

サンライフ本社の格付けは

  • A.M.BestでA+(最も優れている)
  • S&PでAA-(非常に強い)
  • ムーディーズでAa3(非常に優れている)

と高い評価を得ています。

サンライフ香港の格付け

通常ならグループのトップの会社が格付けを取るものですが、サンライフ香港単体でも取得しました。アジアでもシェアを取ってきており、有名な保険会社に成長しています。

格付けはサンライフ本社と同じく

  • S&PからAA-(非常に強い)

の高評価を得ています。
こちらは健全な財務体質が評価されているようです。


サンライフの運用資産規模

サンライフフィナンシャルグループの総資産額は3,469億カナダドルです。日本円にして約30兆円になります。

日本の保険会社は保証を売るのに対して、海外の保険会社はさまざまな投資を行うことにより、生じたリターンを加入者に還元する特徴があります。そのため海外の保険会社は会社全体が機関投資家だと言われています。

サンライフの上場先

  • TSX(トロント証券取引所)
  • NYSE(ニューヨーク証券取引所)
  • PSE(フィリピン証券取引所)

の世界の3カ国で上場しています。
特にフィリピンでは株式市場の半分を占めており、規模の大きさが伺えます。

サンライフの拠点展開

トロント、ニューヨーク、フィリピンなど世界23か国に進出しています。しかし日本にはマーケット調査部門はあるものの、営業拠点やサポート用オフィスはありません。(2020年10月現在)

アジア各国の担当は香港オフィスで対応を行っています。

※とはいえ、サンライフ社の投資子会社が、日本の不動産市場に1兆円の投資を実行中であるという日経新聞の記事にもあるように、馴染みの深さもメリットですね。

サンライフの商品ラインナップ

サンライフの代表的な保険商品を4つ紹介します。それぞれの詳細については、また別パートで情報公開して参ります。

20年運用すれば投資元本が約2倍になる「Life Brilliance(ライフブリリアンス)」

サンライフの中で最も知られている終身保障付き貯蓄型生命保険で、貯蓄と保障のバランスがとれています。20年運用すると投資元本の約2倍になり、死亡保険金も2.5倍から3倍まで増えるという特徴があります。保険の話に興味を示さない男性(旦那さん)にもとても興味をお持ち頂いています。

なぜかと言うと、加入者が長生きすれば長生きするだけ儲かる保険となりますからね!

健康告知が不要の「Victory(ビクトリー)」

診査や健康告知が不要なので、若いときに病気になってしまった人も加入できる貯蓄に特化した保険です。保険のコストを抑えながら120歳まで運用の継続が可能なので、満期のあるプランと違い、自分の納得いくタイミングまで、運用し続けることが可能です。

一括払い、5年払い、10年払いと海外居住中に貯まった外貨を有効活用できますね。

日本居住者には、あまりメリットのある話ではありませんが、契約者、被保険者を世代交代して、自分の子供、孫までプランを継続することが可能となります。日本人の場合は『贈与』が発生しますので、ご注意下さい。

20年運用すれば2.2倍になる計算です。また加入者や被保険者の入れ替えが認められています。つまり加入者の子どもや孫に保険を引き継ぐことができる、新しいタイプの保険です。

資産運用で年金づくりができる「FlexiRitire Annuity Plan(フレキシリタイヤ アニュイティ プラン)」

Annuity:アニュイティというのは年金プランの事です。米ドル建ての一般的な上乗せ年金プランです。

こちらも診査が不要で、セカンドライフの上乗せ年金として魅力的なプランとなります。受取開始年齢は50歳〜80歳の間で自由に選択できるので、日本の年金受給開始が先送りされる流れに合わせて、早く受取開始することも可能ですし、出来るだけ仕事を継続して、年金受給と合わせて受取を開始することも可能です。

受取り期間の長さも選択可能で、10年間でまとめて受取るプラン〜100歳まで受取るプランまで、ご予算とライフプランに合わせたプランの設計・組み合わせが出来るのも嬉しいですね!

相続税対策に特化した「Generations(ジェネレーションズ)」

資産継承や相続税対策のプランです。保有不動産やその他財産が多い方で将来の納税について、ちょっと気になるなぁとお考えの方向けのプランです。プレミアムファイナンスも考慮し、しっかりと税金を納付した後もしっかりと次世代に資産を残すためのプランです。

日本人向けの対応

駐在員のファンが多く、日本語が話せる担当がいるので、保険加入時の候補としてあげられます。またスマホアプリが充実していることと、今は香港に在住していて日本や他の国に引っ越した際にも郵便物が届く点は便利です。

※2020年10月現在の情報となります。

海外資産運用の相談なら110(ワンテン)へ

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たとえば

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などの疑問に答えます。

サンライフ香港の保険商品で資産運用をしよう

サンライフは世界進出を行っている保険会社であり、日本にはない保険商品ラインナップが魅力的です。

生命保険に加入をしつつ、資産運用も行いたい人におすすめできる商品があるので、長期運用をすれば資産を増やすことができます。

海外居住中のかたは選択肢も多く、魅力的なプランを探し当てることも出来ると思います。お問い合わせ下さい。