円安が続いていますね。
海外に住まれていると日本に一時帰国した時にとにかく安い!と感じることが多いかと思います。
もちろん円安の影響もありますがそのほかにも要因はあります。
そう、デフレですね。
日本は長らくデフレ状態が続き物の値段が変わっていませんでしたが、
そんな日本でもいよいよ10月から約6,500品目の食品が値上がりするようです。
2022年中は1年間で20,000品目以上のものが値上げするといわれています。
円安が進み、いよいよ本格的な悪いインフレが始まります。
そんななか物価は上がっても賃金は上がりません。
さて、そのような状況になったらあなたはどうしますか?
話は変わりますが、私が幼いころの「うまい棒」の大きさと、現在の大きさは違うようです。※私は正直気がつきませんでしたが…
今までは企業努力や量を減らしてなど価格が上がらないようにし、肌感覚ではあまり感じないインフレはずっとありました。
私は勝手にこの現象をサイレントインフレと呼んでいます。
海外ですと露骨に値上げしますが日本はなかなか難しいのでしょうね。
そのように日本国内では今まで企業努力でなんとかしてきていました。
(これが給料の上がらない原因の一つでもありますが)
しかしながら長引くコロナ禍やロシア・ウクライナ情勢などの不安定な世界情勢により、原材料の価格は世界的に高騰しています。
もういよいよ限界ということで色々な物が値上げになってきているようです。
香港ではインフレが当たり前で毎年従業員の給料を上げるというのはよくあることですが日本ではどうでしょうか?
インフレに合わせて給料が上がるでしょうか?
とてもじゃないですがそれが賃金に反映されるのはまだまだ先の話になりそうです。
そうなると給料が上がるかわからない、会社がどうなるかわからないなどと将来への不安を感じ、消費を控えて貯金に励む方もまだまだ多くいらっしゃるかと思います。
今や、銀行の定期預金金利は0.002%前後です。100万円を1年間預けていても利子は20円にしかなりません。
銀行はいつでも入出金ができて現金を置いておく場所としてはとても便利です。しかし、こんな低金利では物価が上がり円の価値が下がるという悪いインフレには到底追いつきません。
ですので、資産を置いておく場所がとても重要だということです。
海外にいるみなさんは外貨での資産分散ができるチャンスですね!
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