Sun Lifeが販売する保険プラン『Vision』を紹介します。
確定部分と利子部分を『一生涯受け取れる』魅力的な商品です。
目次
・Sun Lifeとは(会社概要)
・商品の特徴
・商品の概要
・シミュレーション表
・サンライフの商品ラインナップ
Sun Lifeとは
サンライフについて紹介していきます。
サンライフの歴史
サンライフ(Sun Life)の本社はカナダのトロントにあるSun Life Financial Inc.です。
創業は1865年と古く、日本では江戸時代末期の幕末に誕生した会社で、150年以上の歴史があります。
更に、サンライフが香港に進出し、サンライフ香港として活動を開始したのは1892年です。
香港でビジネスを開始してから約130年も経過しており、香港内のほかの保険会社と比較しても歴史がある安定的な保険会社といえます。
サンライフの格付け
カナダの本社だけでなく、香港のサンライフも独自に格付け会社S&PからAA-(非常に強い)の評価を獲得しています。
格付けを取得するのは実はとてもお金がかかります。
そのため、通常グループ企業体では本社だけが格付けを取得する場合が多いです。
サンライフ香港についてはこちらの記事、動画で詳しく解説しています。
【保険会社】Sunlife HongKong(サンライフ香港)の歴史や特徴をご紹介
Visionの特徴
『Vision』の特徴を見ていきましょう。
元本確保型の確定利払い商品である
入金額の2.06%/年をGuaranteed(確定部分)で一生涯受け取ることが可能です。
以前『お金の寿命をどう延ばすか?』といった話をしました。
この商品もお金の寿命を延ばすのに、もってこいの商品の一つといえます。
上記に加えNon-Guaranteedの利子も受け取り可能
Non-Guaranteedは運用部分です。
運用成果も上乗せされます。ちょっと嬉しいですね!
利子は受け取らずに運用に回すことも可能
現役として働いている間は、利子を受け取りたくないと考えている方もいるでしょう。
その場合は利子を再運用に回せます。
将来のお金の受け取り方を自分で選べる点はメリットです。将来の選択肢は大いに越したことはないですからね。
契約者・被保険者を次世代へ変更できる
最近の香港の保険プランでもよく見かける内容です。
日本の保険では契約者変更は可能ですが、被保険者は変えられません。
ですが、被保険者を次世代に変更することが出来るのは香港のように相続税も贈与税も存在しない国ならではのオプションですね。
これだけ長期のプランとなると、メンテナンスとして大事なことは、保険会社と連絡が取れるようにしておく(我々110ワンテンとの連携)、アプリを入れておく、携帯電話のアップデートなど少しのメンテナンスさえ行っておけば、一生涯配当を受け取れます。
不動産投資もよいところはたくさんありますが、手間のかからない金融商品はお手軽なのでよいのではないでしょうか。
商品概要
商品概要は以下のとおりです。
運用通貨:USD
払込期間:2年、5年、10年(2年分をまとめて一括支払いも可能)
支払い期間が選べるので、ライフプランに合わせた支払いが選択できます。
加入年齢:0歳〜80歳(5年払いは70歳、10年払いは65歳まで)
生後15日以降から加入できます。
ある程度の年齢でも加入できるので、世界でも長寿大国である日本人や香港人の方にもおすすめです。
運用可能期間:120歳まで(引き継いだ場合は証券発行から120年)
たとえば父親がこの保険プランに加入したとします。
子どもに引き継ぐ場合、父親が加入したタイミングが起点です。
その他:健康告知不要
貯蓄型のプランなので、保険という名前がついていますが健康の告知は必要ありません。
たとえば、病気のためお金に心配がある方や、日本に住んでいたときに保険に入れなかった方も安心してください。
シミュレーション表
条件を以下に設定した場合、どのような保障内容になるのかシミュレーションしました。
年齢:40歳
性別:男性
喫煙:しない
支払額:USD30,000(2年まとめ払い)
2年目のGuaranteedを見てください。
633と記載されていますね。
2年目から年間633USDを一生涯受け取れます。
Non-Guaranteedの利子は毎年増えていく見込みです。
Guaranteedと合わせて受け取れるので、年々受け取れる金額は増えていきます。
年数が経過していくとどうなるでしょうか。
一番左の数字は経過年数を表しています。
加入後、80年経過したシミュレーション表です。
40歳で加入したので、120歳のときにいくら受け取れるのかが記載されています。
運用で増えた分も含めた金額は一番右の数字です。
120歳になったときは70万USDを超えていますね。
お金の寿命がずいぶんと延びました。
日本人の資産形成の特徴として『亡くなる寸前が最もお金持ちになる』とお伝えしてこともありますが、、やはり、資産コントロールとして、ある程度の年齢になったときに契約者の変更をしたり、途中で解約したりと、どうするのかを自分で決める、もしくは相談することをお勧めします。
サンライフの商品ラインナップ
サンライフには今回紹介した『Vision』以外にも、魅力的な商品があります。
・保障と運用の最適バランス終身保証付き生命保険(Whole Life)である
『LIFE Brilliance』
Sunlife HongKongの保険商品『LIFE Brilliance』を紹介します
・審査や申告が不要、保険コストをおさえた貯蓄保険で、120歳まで運用可能な
『Victory』
Sunlife HongKongの保険商品『Victory』を紹介します
・上乗せ年金プランである(Annuity)である
『FlexiRitire Annuity Plan 』
・資産継承、相続税対策プランの
『Generations』
などを提供しています。
過去に詳しく紹介している保険プランについては、商品名の下にリンクをはっております。
参考にしてくださいね。
日本人向けの対応
サンライフは日本人向けの対応に高いレベルで適応しています。
香港をはじめ、アジアの駐在員の方の中では、サンライフは知名度の高い保険会社です。
・駐在員のファンも多い
・日本語の話せる担当がいる
・帰国後の郵便物は日本やほかの海外に届く
困ったときは110(ワンテン)へ
不明な点や確認したい点があれば、110サポートへお気軽にご連絡ください。
たとえば
・届いたレターの内容を詳しく確認したい
・保険に加入はしたものの担当が外国人だった。現状を確認したい
・住所変更の手続きをしたいが、どうすればいいのか教えてほしい
・解約する場合はどうすればいいのか
などの疑問にお答えます。
まとめ
Sun Lifeの保険プラン『Vision』を紹介しました。
確定部分であるGuaranteedを受け取りつつ、利子部分のNon-Guaranteedも一生涯受け取れる保険商品です。
また、契約者や被保険者を次世代へ変更できるので、不動産のように資産として継承させることもできます。
お金を眠らせているだけでは、お金の寿命は延びません。
日本円の価値が高いうちに、資産をどこに移すのか検討されてはいかがでしょうか。