リスクについて考える

Insurance110の中山です。

「投資にはリスクがあります。」
こう聞くとどうでしょうか。

そんなの当然でしょと言う方もいらっしゃれば、やっぱり怖いからやめておこうかなと躊躇される方もいらっしゃいます。

初めにお伝えしておくと世の中にリスクがないものはありません。

銀行に預けておくのもリスクゼロというわけではありませんし、タンス預金であってもリスクはあります。
どのようなリスクかというと銀行も企業ですので破綻するリスクを考えないといけませんし、タンス預金であれば泥棒が入るリスクが考えられます。

それでも怖いからといって何もしないというのがいいのかというとそこには“何もしないリスク”というのもあります。

例えば運用もせずに置いておくだけだとお金の“額面上の数字”は守られますがその価値は日々変動しています。

5年後、10年後の100万円に今と同じ価値があるかどうかはわかりません。

実際に60年前(1963年)の100万円を現在のお金に換算するといくらになるかを見ていきましょう。
当時と比較すると消費者物価指数は4.2倍にもなっています。
つまり昔は100万円で買えていたものが今は420万円出さないと買えないとなります。

もしその頃から何もせずに100万円だけを持っていた場合、その価値は4分の1になってしまっているということです。

では投資におけるリスクとはどういったものがあるのかというと

・信用リスク
・価格変動リスク
・為替変動リスク
・流動性リスク
・金利変動リスク
・カントリーリスク

これ以外にもさまざまなリスクがあります。

これらの細かい説明はネットなどでわかりやすく解説されたものがあるので割愛しますが、これらのリスクにどう備えるかと考えたときに自分ではコントロールできない部分です。
そもそもコントロールできないのでリスクといわれるのでそのリスクを自分が受け入れるか、受け入れないかの選択になります。

また、このように「リスク」というのは一般的には“悪いことが起こる可能性”と考えられていますが、運用の世界では“悪いこと”だけでなく、“いいこと”が起こる可能性も含めてリスクといいます。

“為替変動リスク”や”価格変動リスク“などはわかりやすいかと思います。

これは為替や株価の変動によって損が出る場合もあれば、利益が出る場合もあります。

つまり運用の世界ではブレ幅のことを「リスク」という場合があります。
そのブレを抑えるためには“分散”と“時間”というのが大事になってきます。

資産分散:複数の金融商品を組み合わせる
時間分散:一度にまとめて購入するのではなく一定額を定期的に購入する
長期運用:長い目で運用することでリスクを抑えることができる

もしあなたが今すぐに資産を倍にしたいですというのであればマカオに行けば2倍にも10倍にもなるチャンスがありますが、逆に資産を全て失うという可能性もあります。

しかし、安定して倍にしようと思うと15年〜20年運用すればなる可能性は十分にありますし、資産を全て失ってしまうという可能性は限りなくゼロに近くなるということです。
リスクを取りたくないのであれば一喜一憂せず時間をかけて運用するということを心がけてもらえればいいと思います。

資産運用の考え方~基礎編~
■資産運用の考え方~基礎編~①
■資産運用の考え方~基礎編~②


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