
日系企業が香港進出を成功するためポイントと落とし穴を解説!
これまでも多くの日本企業が海外進出の一環として香港市場に挑戦し、その後撤退していきました。飲食店や各種商社など、さまざまな業種が試みましたが、思いつきで成功を収めることは決して簡単ではありません。 本記事では、日本企業が香港に進出する際のアドバイスを具体的に解説します。 アドバイスとして、以下の点を念頭に置いてください。 もちろん十分ご承知の上で進出を決定されていると思いますが、改めて振り返って頂きたい点としては「日本の製品だからうまく売れる」「自社の商品は特別だ」という発想は、正直なところ、1年以内に撤退する原因となります。 香港への進出を検討している人は、決して海外ビジネスを甘く見ず、本記事で解説する内容を頭に入れたうえで行動しましょう。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 市場調査を徹底する 香港進出を成功させるためには、市場調査を徹底することが重要です。海外でビジネスを成功させるためには、日本とは違う部分を知らなければ、土俵にさえ立てません。しっかりと市場調査を行い、消費者ニーズと競合状況を理解しましょう。 具体的にどのようなことを調査しなければならないかを解説します。 法規制の遵守 香港では、事業活動においてさまざまな法規制を遵守する必要があります。法規制は外国企業にとって複雑で分かりにくいものも多く、軽視すれば事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 例えば、以下の法規制に留意する必要があります。 会社法 労働関連法規 租税関連法規 個人情報保護法 知的財産権関連法規 これらの法規制は日本の制度とは異なる部分も多いため、しっかり理解しましょう。難しいこともあるため、香港進出にあたっては、現地の法務サポートを得ることが重要です。現地の法律事務所や会計事務所などの専門家に相談し、アドバイスを仰ぐことで、リスクを最小限に抑えることができます。 現地化戦略の採用 香港に進出する際には、現地の文化やニーズに合わせて製品やサービスを現地化することが不可欠です。 現地化の取り組みとしては、以下のようなことが考えられます。 言語対応 広東語、英語、中国語(簡体字)など、香港で使用される言語に対応する 製品の説明書やウェブサイトなどを複数言語化する 文化的配慮 香港の行事や習慣を尊重した商品デザインやマーケティング 宗教的・文化的価値観に反しないよう留意する 現地ニーズへの対応 香港市場の嗜好や生活様式を調査し、製品・サービスを最適化 価格設定においても、現地の購買力に合わせる 現地化には時間とコストがかかりますが、顧客との信頼関係を築き、ビジネスの成功に大きく貢献します。専門家への相談や現地スタッフの採用なども検討すべきでしょう。 リスク管理計画の策定 香港に進出する際は、為替変動や政治的リスクなど、さまざまなリスクに備える必要があります。事前に適切なリスク管理計画を立てておくことが重要です。 まずどのようなリスクがあるかを特定し、それぞれの影響度を評価します。次に、リスクごとに対処法を考える流れで進めると良いでしょう。 また、リスク発生時の対応手順も決めておくことをおすすめします。状況に応じて対応できるよう、定期的にリスクの見直しを行うことが大切です。 現地パートナーの検討 香港へ進出する際、現地のパートナーを見つけることは成功への重要な鍵となります。パートナーがいることで、次のようなメリットがあります。 言語や文化の違いを橋渡しし、スムーズなコミュニケーションを実現 香港の商習慣や規制に関する深い知見を提供 既存の営業網や人脈を活用できる 市場の動向やニーズを的確に捉えられる 適切なパートナーを見つけることで、香港でのビジネスをスムーズに展開できます。長期的な視点に立ち、慎重に選定を行いましょう。 保険ブローカーの活用メリット ビジネスを異国で展開する際は、地域特有のリスクへの理解と対策が不可欠です。特に香港への進出を検討する場合、保険ブローカーを活用することが有効です。保険ブローカーは、日本ではあまりなじみのない役割でしょう。保険ブローカーは保険の専門家であり、企業のリスクを適切に評価し、最適な保険プランを提案してくれます。海外でのビジネスリスクを効果的に管理し、ビジネスを「守る」ことが可能となります。 ここからは保険ブローカーの活用メリットを紹介します。 専門知識 保険ブローカーは保険に関する専門知識を有しています。保険商品の内容や適用条件、補償範囲などについて熟知しているため、お客様の事業内容やリスクを的確に分析し、最適な保険プランを提案できます。 さらに、保険会社との窓口となり、保険金請求手続きのサポートや更新時の手続き代行など、専門的なサービスを提供します。複雑な保険制度や手続きに不安を抱えがちな企業にとって、専門家によるアドバイスは大きな助けとなります。 時間とコストの節約 香港進出の際、保険ブローカーを活用することで時間とコストを大幅に節約できます。ブローカーが複数の保険会社のプランを比較検討し、企業のニーズに最適な保険プランを効率的に見つけてくれるためです。 具体的には、以下のようなメリットがあります。 自社で一つ一つの保険会社のプランを比較する手間が省ける 保険業界の専門知識を持つブローカーが最適なプランを提案してくれる 保険契約の手続きや更新手続きなども代行してくれる…

香港移住後の生活は?特徴や居住エリア、食生活まで詳しくご紹介
香港への移住を検討している、または香港への駐在が決まった方は、生活面での不安を抱えているのではないでしょうか。日本とは異なる部分が多々ある場所で、不便なく暮らしていけるかが気になるところだと思います。 この記事では、香港での生活に欠かせない言語・気候・居住エリア・交通機関について詳しく解説します。一般食はどんなものかも紹介するので、香港への移住前にチェックしてみてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港の歴史的背景や国の特徴について 香港は中国の都市ということは知っているけれど、詳しいことはまったくわからないとお悩みの方も多いでしょう。ここでは、香港の歴史的背景と、言語や気候などの基本的な情報を解説します。 香港の歴史 香港は、中国東南部にある国際的都市です。中国の都市だった香港は、1839年のアヘン戦争により、イギリスの統治下にはいります。その後、1860年のアロー戦争で締結した北京条約により、九龍半島もイギリスの統治下となりました。 76年後の1984年に発表された中英共同声明によって、長きにわたって統治下だった香港が1997年に一括返還されます。返還後は一国二制度が採用され、中国と香港は同じ国でありながら、本土とは異なる制度で都市が成り立っています。 一国二制度は2047年に終了するため、その後の国としての在り方はまだ発表されていません。これまでの香港とは大きく変わる可能性もあるため、移住後に2047年を迎える場合は、制度についてきちんとチェックすることが大切です。 香港で使われている言語 香港では、中国語の標準語と広東語が混ざった言語のほか、英語も使われています。移住前に必ずしも中国語をマスターする必要はありません。中国人だけでなく、欧米系の駐在員も多いため、英語を話せれば問題なく生活できるでしょう。中国語は少しずつ学んでいくことがおすすめです。 日本とは異なる香港の気候と天気 香港は湿度が非常に高く、日本よりも蒸し暑く感じることが多い場所です。冬でも16~18度と暖かいため、寒さに弱い方は快適に生活できるでしょう。寒冷地域から移住する方は、通年暑さを感じるかもしれません。 湿気が多く、温暖な気候であることから、香港では通年エアコンがついている施設や家庭が多いといいます。場合によっては寒さを感じる恐れもあるため、パーカーやカーディガンを持ち歩くことがおすすめです。 香港の居住エリアと利用できる交通機関 香港移住の前に確認しておきたいのが、居住エリアと利用できる交通機関です。エリア別に特徴が異なり、人によって必要な公共機関も変わるため、事前に確認することが大切です。ここでは、香港の居住エリアと、利用できる交通機関を紹介します。 香港の3つの居住エリア 香港の居住エリアは大きく分けて3つです。 香港島エリア 九龍島エリア 新界エリア 香港島エリアはビジネス街となっており、特に日系企業が集中している場所だといえます。半山區(ミッドレベル)・銅鑼湾(コーズウェイベイ)・跑馬地(ハッピーバレー)は日本人が多く住むエリアなので、香港への不安がある方は、日本人が多い場所への移住を検討しましょう。 ただ、最近の傾向としては返還前の香港国際空港跡地(Kai Takエリア)の再開発による企業誘致により香港島エリアから引っ越す企業も多く、香港の新しいスポットとなっています。 九龍島エリアは、中国本土に拠点のあるメーカーやブランドの企業が多く集まる場所です。日系企業が多いだけでなく、居住する日本人の数が多い紅磡(ホンハム)もあります。九龍島エリアに勤務先がある方は、ホンハムへの移住を検討してみてはいかがでしょうか。 新界エリアは自然を感じられる場所で、中心エリアに比べて家賃も安いところです。日本人学校があるため、子どもと一緒に移住する方におすすめのエリアです。日系のスーパーもあるため、日本の食材を手に入れやすいでしょう。 香港で利用できる交通機関 香港ではさまざまな交通機関を利用できるので、車がない方も安心です。使える交通機関は以下の通りです。 地下鉄 バス ミニバス トラム タクシー Uber トラムは、香港の北側から東西に運行する路面電車です。利用できる交通機関は日本と大きく変わるわけではないので、移住後の移動に困ることはないでしょう。 また各公共サービス、タクシーなどもアプリとの連携が充実しており、キャッシュバックや乗車回数によりチケットが還元されたりと、お財布に優しいサービスも沢山あるので、言語の勉強と思って活用してみてください! ただ、どの国でもそうですが一点注意したいのは、空港周辺や観光地に停車している個人営業の白タクです。現地に慣れていない人だとわかると、通常料金の何倍もの料金を請求してくる業者も多いため、白タクは利用しないほうが良いでしょう。 香港の一般食と気を付けたい病気 中国の料理はスパイスが多く使われているイメージを持つ人も多く、香港の食べ物は自分に合うか不安な方もいるかもしれません。また、移住後に体調を崩さないよう、かかりやすい病気についても把握しておき事前に気をつけたいものです。香港の人は普段何を食べているのか、健康面では何に気を付ければいいかについて紹介します。 香港での食事 香港の一般食はさまざまなジャンルから選べますが、一番多いのは中華料理です。パスタやステーキなどの西洋料理も食べられるため、日本と大きく食文化が異なるわけではありません。 外食で人気があるのはやはり中華料理ですが、日本料理・フランス料理・イタリアン・西洋料理などのお店も多くあります。そのため、中華料理が苦手、という人でも安心していろいろなジャンルの食事を楽しむことができるでしょう。 日本の大手チェーンから、地方のラーメン屋さんまで日本から進出しており、日本食に困ることは殆どありません。むしろ日本各県の料理を30分圏内の移動で楽しめるという意味では便利な国ですね。 また、香港には健康意識が高い人が多いため、栄養バランスを考慮しながら食事を管理できます。現地の人の中には、毎食必ず野菜を食べる、栄養が足りないときは栄養素たっぷりの中華スープを食べるなど、日頃から病気予防に努めている人も多いようです。 注意したい病気 年間を通して湿度が高い亜熱帯気候の香港では、いくつかの病気に注意しなければなりません。発生しやすい病気は以下の通りです。 食中毒 細菌性赤痢 A型肝炎 デング熱 チクングニア熱 食中毒や細菌性赤痢などの消化器の病気は、食材をよく加熱して食べることで防げます。調理する際は、生のまま食べないようしっかり火を通しましょう。デング熱やチクングニア熱は、蚊に刺されることによって発症します。虫よけスプレーを活用して、蚊に刺されないよう予防することが大切です。 3ヶ月目くらいの慣れた頃に、食事で冒険して食べた海鮮料理や、飲み物などでお腹を壊す人は多い気がします。とはいえ、色々と食べることで身体も慣れてくるので、徐々に慣れていきましょう。…

香港移住手続きを解説!日本人の移住条件やメリット、必要書類や手順まで詳しくご紹介!
近年、香港への移住を希望する日本人が増加しており、その理由は多岐にわたります。しかし、移住には多くの手続きや準備が必要で、不安や疑問を感じる方も多いでしょう。この記事では、香港移住を成功させるために必要な手続きや書類、具体的な準備事項を詳しくご紹介します。 ビザの種類や手続き方法から、住居探し、銀行口座開設、携帯電話やインターネット契約、医療保険加入まで、香港で生活する上で必要な情報を解説します。この記事を通じて、皆さんの香港移住がスムーズに進められるヒントになることを願っています。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港へ移住する日本人が増えている背景 香港は国際的なビジネス、金融、商業の中心地であり、多様な文化と人々が共存する魅力的な都市です。このため、海外から移住してきた人々も比較的馴染みやすい環境が整っています。香港は低い税率で知られ、所得税や法人税が他の国に比べて低いため、起業家やビジネスマンにとって非常に魅力的です。 さらに、香港国際空港を利用すればアジア各地へのアクセスが良好で、ビジネスや旅行にも便利です。香港には優れたインターナショナルスクールがあり、英語を主要な教育言語として使用し、子供たちに高品質な教育を提供しています。 そのため、日本からの移住者や駐在先として多くの日本人が住んでいます。2021年には1万人を超える日本人が香港に住んでおり、日本食レストランや日本の製品が手に入るショップがあり、日本人にとって住みやすい環境が整っています。 参考:在香港日本国総領事館 香港移住ができるビザの種類と手続き 香港移住ができるビザを3つ紹介します。 就労ビザ 配偶者ビザ 投資ビザ それぞれのビザの手続きについて解説します。 就労ビザ 香港で働くには、労働査証(Employment Visa)が必要です。就労ビザは、外国人が現地企業に従業員として雇用された場合に取得するもので、雇用主である会社が保証人(Sponsor)となり申請します。申請者の審査では、香港人が持っていない特別な技術、知識、経験を持っているか、または香港経済に貢献できるかが重要な確認事項となります。これは、外国人労働者の増加が現地の人々の就労機会を減少させないようにするための対策です。 申請する企業側には、なぜそのポストに日本人が必要なのか、申請者が適任であるという理由を説明する必要があります。例えば、申請者が持つ特定のスキルセットや経験が、そのポジションにおいて不可欠であることを証明する必要があり、企業がこれを説明できない場合、申請自体が却下される可能性があります。そのため、申請前に企業と申請者が協力して、申請内容の確認と準備をしっかりと行うことが重要です。 ビザの取得には、通常数週間から数か月かかるため、余裕を持った計画が求められます。また、必要書類や手続きに関する最新情報は、香港入国管理局の公式サイトや専門の移住コンサルタントから得るのがおすすめです。事前の準備と適切な手続きにより、スムーズに就労ビザを取得し、香港での新しいキャリアをスタートさせることができるでしょう。 配偶者ビザ 配偶者査証(Dependent Visa)は、就業および投資ビザを取得した人が保証人となり、配偶者や18歳未満の独身の子供が取得できるビザです。また、香港在住者と結婚することで配偶者ビザを取得することも可能です。 申請には、婚姻または家族関係の証明書が必要です。具体的には、結婚証明書や出生証明書などが該当します。また、保証人である就労ビザ保持者の雇用証明書も提出しなければなりません。これは、保証人が香港で安定した収入を得ていることを証明するための重要な書類です。 さらに、香港での住宅契約書も必要です。これは、家族が香港で住む場所が確保されていることを証明するためのものであり、適切な住居を見つけることが必要です。これらの書類を揃えた上で、香港入国管理局に申請を行います。 投資ビザ 投資ビザは、香港の現地法人に株主として滞在するために必要なビザです。就労ビザが従業員として働くためのビザであるのに対し、投資ビザは株主としての滞在を認めるものです。投資ビザを取得しない限り、外国人は香港で株主になることはできません。香港ではこのビザは「投資査証(Investment Visa)」と呼ばれています。 投資ビザの発給条件は非常に厳格です。まず、申請者個人の資産状況を調査されます。これは申請者が十分な資産を持ち、香港での生活を自立して維持できることを確認するためです。加えて、会社としての事業計画やビジネスの将来性も審査対象です。具体的には、事業計画がしっかりとしたものであり、香港経済にどれだけ貢献できるかが重点的に見られます。投資ビザは単なる滞在許可ではなく、香港の経済発展に寄与することを目的としているためです。 申請には、詳細な事業計画書、財務状況を示す書類、そして会社がどのように香港経済に貢献するかを説明する文書が必要です。3つの書類を整えるためには、しっかりとした準備と計画が求められます。申請が受理されるまでには数か月かかることがあり、その間に追加の情報提供を求められることもあります。 投資ビザの取得は複雑なプロセスです。しかし、投資ビザの取得に成功すれば香港でのビジネス展開に大きなメリットがあります。申請手続きをスムーズに進めたい場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港移住前後に必要なその他の準備 個人が準備する年金として活躍できる香港の保険商品を紹介します。保険選びに迷っている人は、参考にしてください。 香港移住前後に必要なその他の準備 香港に移住するためにはビザの取得だけでなく、生活をする上で様々な準備が必要です。 住居探し 銀行口座の開設 携帯電話の契約 インターネット契約 医療保険加入 特に5つの準備は香港で快適に暮らす上でとても重要な要素となります。具体的な方法を交えながら順番に解説します。 住居探し 香港で住居を探す方法として、不動産会社を通じて探すか、物件紹介ウェブサービスを利用するかの2つがあります。日系の不動産会社に依頼すれば日本語での対応が可能です。しかし、その分コストが高くなる場合があります。住居探しのコストを抑えたい場合は、地元の不動産会社を利用するのがおすすめです。 物件紹介ウェブサービスを利用するとエージェント費用がかからない一方で、ローカルの家主とのやり取りが必要になるため、ある程度の英語または中国語の能力が求められます。 賃貸契約を締結する際には、敷金と仲介手数料を支払う必要があります。相場は敷金が1ヶ月分、仲介手数料が0.5ヶ月分です。家賃相場は、1Rで7,000〜10,000香港ドル、1LDKで8,000〜15,000香港ドル、2LDKで10,000〜25,000香港ドルが目安です。 銀行口座開設 香港での生活を始める際には、少なくとも一つの香港銀行口座を開設することをおすすめします。日本人に人気なのは、香港で創設された世界最大級のメガバンクであるHSBCです。HSBCは香港に多くの店舗を持ち、MTR各駅にATMが設置されているため非常に便利です。 HSBCで口座を開設するには、5,000香港ドル(約100,480円)を預金する必要があります。(2024年5月現在)また、身分証明書としてパスポートまたは香港のIDカード、そして香港の住所を証明できる公共料金の請求書や不動産の契約書が必要です。 香港では、家賃や公共料金の支払いに銀行口座からの自動引き落としよりも、クレジットカードや小切手を使うことが一般的です。 そのため、口座開設時にクレジットカードと小切手口座を同時に申請することをお勧めします。同一銀行口座ならば、クレジットカードとキャッシュカードの機能を1枚にまとめたカードを申請しておくと便利です。 携帯電話の契約 香港では90%以上の人がスマートフォンを所有しており、街中には無料Wi-Fiスポットが充実しています。地下鉄の駅、コンビニ、カフェ、ファーストフード店などで簡単にインターネット接続が可能です。ただし、Wi-Fiの利用可能時間には制限があるため、長期滞在する場合は香港の携帯キャリアのサービスを利用することが推奨されます。 また、海外では日本国内の動画配信サービスが見れないことがありますが、VPNを契約すれば視聴できるようになります。…

口座開設2022年(DBS Hong Kong編Vol.2)
生活する上で欠かせないものの一つ「銀行口座」。海外に住むと生活口座として現地の銀行口座を開設する必要がありますが、駐在で来たばかりの人が口座開設を断られたという話など年々厳しくなっている印象でしたが、ここ最近はそのような話はあまり聞かなくなりました。今回は最近の銀行事情を知るため口座開設に行ってきました。

口座開設2022年(DBS Hong Kong編Vol.1)
生活する上で欠かせないものの一つ「銀行口座」。海外に住むと生活口座として現地の銀行口座を開設する必要がありますが、駐在で来たばかりの人が口座開設を断られたという話など年々厳しくなっている印象でしたが、ここ最近はそのような話はあまり聞かなくなりました。今回は最近の銀行事情を知るため口座開設に行ってきました。

【香港在住者必見!】小切手の使い方や種類を解説します
香港に来て、初めて小切手を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、銀行口座を開設した時に一緒にもらったけど、封筒から出したこともない。。。という方も多いと思います。
この記事では、日本ではほぼ使用することがない小切手の使い方や書き方、注意点をご説明します。

香港で地震?
最近日本各地や台湾でも地震が発生しています。みなさんのご家族におかれましても被害が出ていないことを願っています。万が一発生した場合はまずは命を守る行動をとってください。 さて、ここ香港では地震がないと言われていますが全くないわけではないです。 日本ほど大きな地震が来ることはないですが、私が住んでいた10年の間でも数回は気がつくかつかないかの小さな地震は発生しています。 最近では2022年3月14日午前2時半ごろに小さな地震が発生しました。 私はその日は夜更かしして起きていて、突然タンスがガタガタ鳴り出しました。 こんな夜中に工事なんてけしからん!と一瞬思いましたがまさかそんなことがあるわけもなく、案の定ニュースで地震が発生したことが伝えられていました。 そこで振り返ってみると香港では地震に対しては全くリスク管理していないなと気付かされました。 ・もし子供が寝ているところにタンスが倒れてきたら・もし棚に飾ってある花瓶が落ちてきたら・ぶら下がっているシャンデリアが落ちてきたら 逃げるときはどこから逃げるの?食料はあるの?(幸いロックダウンの噂もあり多少はありました)そもそもこの建物自体大きな地震で崩れるんじゃないの? などなど大きな地震の経験がある日本人からしたら不安になる箇所がたくさんありました。 翌日そのことを妻(香港人)に話してもピンとこないのか、そんなことがあるわけないでしょう?と鼻で笑われました。 これじゃダメだ!と思いましたが、実際に経験したことがないとわからないのだろうなと一人で部屋の整理整頓などの地震対策を始めているところです。 自然災害と常に隣り合わせで生きてきた日本人とは意識の違いがあるのは仕方ないことですが、子供、家族を守るため、出来ることはやっておいて損はないので出来る限りの対策はやりましょう。 ただ、経済災害(強烈なインフレ)の中で生活してきた香港人からお金について学ぶことは多いですね! 日本帰国後にも有効なお金の対策は海外で備えて帰りましょう。 以下首相官邸HPよりhttps://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html ▼無料でプロに相談する 【一生にかかるお金の話】シリーズはこちら ■「なんとなく」が不安にさせる【一生にかかるお金の話】 ■80歳の時にどんな自分でありたいか【一生にかかるお金の話】 ■各年代で起こる「ライフイベント」【一生にかかるお金の話】 ■お金を貯める時も分散が大事?「色分け貯金術」とは?【一生にかかるお金の話】 ■人生100年の時代、老後はいくら必要なのか?【一生にかかるお金の話】 ■「何もしない」が1番のリスク【一生にかかるお金の話】 ■外貨を持つことも重要【一生にかかるお金の話】 ■夢のマイホーム買って幸せなのか?【一生にかかるお金の話】 ■その金額本当に無理ないですか?【一生にかかるお金の話】 年代別 生命保険の選び方 ■【50代の生命保険】セカンドライフに向けた保険選び ■【40代の生命保険】備えたいリスクと保険選びのポイント■【30代の生命保険】充実した30代の備え■【20代の生命保険】20代にはどんな保険が必要? ▼無料相談・セミナー開催中!

海外在住者必見!知ってると○○円も得するお金の送金方法
海外で駐在員として働いている方は、日本に住む家族や実家などに送金する機会が多いのではないでしょうか。
しかし、これまでの海外送金は手続きが煩雑でわかりにくく、手数料の高さや着金までのタイムラグなどの理由から、色々考えると銀行送金も面倒くさいな〜と、考えている人もいるのではないかと思います。
そこで今回は海外在住者の方に知ってもらいたい、海外送金の仕組みとお得な送金方法をご紹介します。
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香港の医療事情について
前回、香港在住邦人向けの医療保険についてお話ししましたが、それに関連してお問い合わせの多かった医療事情について今回はお話ししていきます。

香港の医療保険事情
ここ香港は世界平均寿命は男女ともにトップ、世界的に見ても医療レベルは高水準ですが、日本のような公的医療保険制度はありません。今回は香港の医療保険事情についてお話ししていきいます。