香港ドルの強みとは

Insurance110の中山です。

ようやくホテル隔離が撤廃され海外との行き来もしやすくなりましたね。
中国及びアジアビジネスのハブとしての香港が戻ってくることを期待しています。

またこれを機に日本への一時帰国を計画している方も多いかと思います。
昨今の円安で日本に帰国した際はその安さをより実感できるでしょうね。

最近タイに出張に行ったスタッフのレポートによると、タイ国内においても2,3年前に比べると日本食レストランの値段も10%〜20%ほど高くなっているようです。

そのような中、通貨の面では世界市場では米ドル高が加速していて一強の状態が強まっています。
では香港ドルはというとご存知の通り米ドルにペッグしているので、同じく東南アジアの通貨に対しては強い状態にあります。

タイの中では物価が上昇しているにもかかわらず香港ドルに換算した場合では逆に安くなったと感じたとのことでした。

アジアの各国の通貨は?

アジア各国でもコロナに関する規制が解除され経済活動が活発になる中、国内においてはインフレが加速しており、落ち着かせるためにも利上げは必要だという姿勢を示しているようです。

現にタイでも8月と9月に2会合連続で利上げを決めています。

東南アジア各国でも利上げは加速していますが、それでもアメリカの利上げのペースに比べると遅いようで世界のマネーは米ドルに集まってしまっています。

フィリピンペソ、タイバーツの下落率は2022年3月と比較すると12%も下落したとのことです。
ちなみに日本円は16%も下落しています。

そんなにドルが強いなら私たちの資産も全てをドルで持っていればいいのか?というとそういうわけではなく、弊社セミナーでも必ずお話ししているのは「分散が大事」ということです。

このドル高もいつまで続くかはわかりませんが、必ずしも今後円が強くなるのかというのもわかりません。

もしかするともっと円安が進む可能性もゼロではありません。
どちらに転んでもいいように分散をしておきましょう。

外貨を稼ぐということ

幸いにも香港に住まれている皆様は外貨を稼ぐということができます。

特に香港ドルでの収入を得ることができるということ=米ドルを稼いでいるのとほぼ同じことです。

香港ドルを持っている方であれば為替を気にすることなく米ドルに変えて投資することだってできます。

これが日本円ばかり持っている人だったらどうでしょうか。
今は円安だから…とせっかく目の前にチャンスが転がってきても為替を理由に躊躇してしまうこともあります。

中には今回の円安で日本円だけ持っていてもダメだと気づかれた方もいらっしゃいますが、どうせ数年で日本に帰るんだから…とせっせと日本円を貯めている人が少なくないのが現実です。

残念ながら日本に帰ってしまえばドルを稼ぐということはできなくなります。

せっかくの千載一遇のチャンスですので駐在中は給与割合もなるべく円の割合を減らして、外貨の割合を増やすことで外貨資産を築くことができ、人生の選択肢を増やす事も可能になります。

資産運用の考え方~基礎編~
■資産運用の考え方~基礎編~①
■資産運用の考え方~基礎編~②


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