NISA制度の恒久化

最近のニュースで話題になっていた「2024年NISA制度改正 恒久化を目指す」
2019年にも同案が出ていましたが富裕層への優遇だと批判があがり見送りになっていました。

なぜまたNISA制度で「恒久化」を前面に押し出しているかというと、現行のNISA制度自体には期限があります。

一般NISAとジュニアNISAは2023年、つみたてNISAは2042年と時限措置が設けられていて、早く始めた人ほど制度の恩恵を受けられることになっていることと、いずれ制度が終わると使えないといった気持ちから投資に乗り出せないといった人がいるからです。

制度を恒久化、いわゆる制度を安定的に続けることによって世代間の不平等感をなくし、平等な投資機会ができることが今回の制度改正の一番のポイントと言われています。

また、今まであった一般NISA5年間、つみたてNISA20年間の非課税期間も恒久化されるようです。

まだ決定はされていませんので(2022年12月時点)最終どのような制度になるかわかりませんが、非課税枠の増額や、一般NISAとつみたてNISAの一本化など盛りだくさんの制度改正がされそうです。

日本帰国後であればこういった制度を使わない手はないかと思います。特にサラリーマンの方ですと、節税することは難しいですからね。

しかしこのようにメリットばかりのような気がしますが、見落とされがちな注意点として投資先によっては「元本割れする可能性」があることを忘れてはなりません。

利益に対して課税をしないという制度ですので、そもそも利益が出ていなければNISA口座の意味はありません。

たとえ投資の箱を用意できたとしても何を買うかは自分次第なのです。ですので運用に対する知識が必要になってきます。

また、残念ながらNISA制度は日本居住者しかできません。(既にお持ちのNISA口座は保有はできますが新たな投資ができません。※ 金融機関により対応が異なりますので注意が必要です。)

逆に海外居住者にしか始められない運用も海外にはあります。
始める前にお金の勉強を!ということであればぜひ一度弊社セミナーにご参加いただければと思います。


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