【2026】香港グルメ完全ガイド!絶対に食べたい定番料理からB級グルメまで専門家が厳選
「初めての香港旅行、絶対に美味しいものを食べたいけど、何を選べばいいか分からない…」「飲茶や点心に挑戦したいけど、お店の選び方や注文方法が難しそう…」「ガイドブックに載っている有名店だけじゃなく、地元の人に愛されるローカルフードも知りたい!」 そんな期待と不安を胸に、香港のグルメ情報を探していませんか? 世界有数の美食都市・香港は、ミシュラン星付きの高級レストランから、活気あふれる屋台のB級グルメまで、ありとあらゆる食の魅力が詰まった食のワンダーランドです。しかし、選択肢が多すぎるゆえに、どこで何を食べるべきか迷ってしまうのも事実。 ご安心ください!本記事では、香港在住経験のある食の専門家が、2026年の最新情報をもとに、香港旅行で絶対に外せない必食グルメを徹底解説します。定番の飲茶(ヤムチャ)や麺料理はもちろん、地元民が愛するB級グルメ、食べ歩きにぴったりのスイーツまで、エリア別・ジャンル別に厳選してご紹介。さらに、レストラン選びのコツや注文方法まで、あなたの香港での食事が何倍も楽しくなる実践的な情報が満載です。 この記事を読み終える頃には、あなたの「香港で食べたいものリスト」は完成し、自信を持って美食の旅へ出発できるでしょう。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら まずはコレを食べなきゃ始まらない!香港の必食グルメBEST5 数ある香港グルメの中から、これだけは絶対に外せない「代表格」とも言える5つの料理を厳選しました。初めて香港を訪れる方は、まずこの5つを制覇することから始めましょう! 1. 飲茶・点心(飲茶・點心/ヤムチャ・ディムサム) 香港の食文化を語る上で欠かせないのが「飲茶」。お茶を飲みながら点心(ディムサム)と呼ばれる小皿料理を味わう、香港ならではの食のスタイルです。蒸し餃子の「ハーガウ(蝦餃)」や、焼売の「シューマイ(燒賣)」、チャーシュー入りの饅頭「チャーシューバオ(叉燒包)」などが定番。ワゴンで運ばれてくる点心を選べるお店もあれば、オーダーシート式のお店もあります。 2. 海老ワンタン麺(鮮蝦雲吞麵/センハーワンタンミン) プリプリの海老が丸ごと入ったワンタンと、コシのある極細の卵麺が特徴の香港を代表する麺料理。あっさりしているのに魚介の出汁が効いた黄金色のスープは、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさです。小腹が空いたときや、朝食にもぴったり。多くの専門店が朝早くから営業しています。 3. 土鍋ご飯(煲仔飯/ボウジャイファン) お米と様々な具材を一人用の土鍋で炊き上げた、香港の冬の風物詩。蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気と香ばしい香りが食欲をそそります。鶏肉や中華ソーセージ、シイタケなどが定番の具材。テーブルに置かれた特製の甘い醤油を回しかけ、おこげと一緒にいただくのが香港流です。 4. 香港式ミルクティー(港式奶茶/ゴンセッナイチャー) 複数の茶葉をブレンドし、濃厚なエバミルクと合わせた香港独自のミルクティー。その濃厚さと滑らかな口当たりは、日本のロイヤルミルクティーとは一線を画します。茶餐廳(チャーチャンテン)と呼ばれる香港式のカフェレストランで、朝食や午後のティータイムに楽しむのが定番です。 5. エッグタルト(蛋撻/ダーンタッ) 香港スイーツの代表格。サクサクのパイ生地やクッキー生地のタルトカップに、とろりとしたカスタードクリームを流し込んで焼き上げたお菓子です。パン屋さんや専門店の店先で、焼きたてが並びます。甘さ控えめで、何個でも食べられてしまう美味しさ。食べ歩きにも最適です。 【ジャンル別】香港のおすすめレストラン&名物グルメ 「飲茶が食べたい」「B級グルメを攻めたい」など、その日の気分に合わせてお店を選べるように、ジャンル別におすすめのお店と名物料理をご紹介します。 絶対に外せない「飲茶・点心」の名店 朝から昼にかけて、多くの香港人で賑わう飲茶レストラン。伝統的なワゴン式から、ミシュラン星獲得の高級店まで、予算やシーンに合わせて選べます。 店名 エリア 予算目安(1人) 特徴 添好運(ティム・ホー・ワン) 旺角、中環など 100〜150 HKD(約1,800〜2,700円) ミシュラン一つ星を手頃に楽しめる 酥皮焗叉燒包(メロンパン生地のチャーシューバオ)は必食 美心皇宮(マキシムズ・パレス) 中環 150〜250 HKD(約2,700〜4,500円) 伝統的なワゴン式飲茶を体験できる 広々とした店内で雰囲気が良い 陸羽茶室(ロックユー・ティーハウス) 中環 250〜400 HKD(約4,500〜7,200円) 1933年創業の老舗 レトロで重厚な空間で伝統点心 點點心(ディム・ディム・サム) 佐敦、旺角など 80〜120 HKD(約1,400〜2,200円) SNS映えする創作点心が多い…
香港移住は大変?後悔する?実際に移住した人の声、ビザ取得の要件なども解説
香港への移住を検討しているけれど、後悔しないか不安で、日本との生活にどんな違いがあるんだろう、と気になっていませんか。日本の生活に慣れている人にとって、外国への移住はカルチャーショックの連続です。移住前にその国の生活をある程度把握しておけば、移住後のストレスを減らせるでしょう。 この記事では、移住前に知っておきたい香港生活の実態を紹介します。日本との違い、香港移住に必要なビザの種類と取得要件も解説するので、移住を検討している方はぜひ参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港への移住は後悔する?実際に住んでいる人の声をリサーチ 日本での生活に慣れている人にとって、香港での生活は想像しにくいかと思います。ここでは、香港に実際に移住した人、香港に住んでみたことがある人が感じたリアルな声を紹介します。 日本人の数は2万人程度 香港に住む日本人は少ないため、心細さを感じる人も多くいます。外務省の「海外在留邦人数調査統計」によれば、香港の在留邦人数は約2万2千人となっています(2024年10月1日時点)。香港在住の日本人は1980年代から1990年代にかけて増加傾向にありましたが、近年は新型コロナウイルスの流行や民主デモをはじめとする不安定な政治状況などの影響があり、減少傾向にあります。 しかし、香港のスーパーには日本の食材が多く用意されており、世界各地を見渡してもこれほどの日本食材や日本食レストランが多い国はないのではないかと言えるほどです。街を歩けばラーメン店や寿司店など、日本に縁のある飲食店が立ち並んでいます。そのため、食事面で日本との違いを感じることは少ないでしょう。 外出先でトイレに行きにくい 日本との大きな違いとして、トイレが清潔とは言いにくいという面が挙げられます。これは香港に限った話題ではありませんが、実際に移住した人の声には、外出先でトイレに行きにくいという方もいました。なぜなら、日本と違ってトイレの汚れが目立つためです。さらに、国や施設によっては公衆トイレに入る際にお金を支払う必要があったりします。 日本は他国と比べると衛生面がとても整備されており、街中にある公衆トイレもある程度清潔さが保たれています。このような面は日本らしさがにじみ出ている文化でしょう。大事にしたいものです。 しかし、海外(香港)の公衆トイレが同じとは限りません。衛生面に対する概念も異なるので、日本の清潔なトイレに慣れている人は、ストレスを感じる方もいるかもしれません。 お店のサービスの質が日本と異なる 店員の対応が雑だったり、愛想がない、といった声も多く寄せられています。香港の飲食店では、スタッフの笑顔がなく、冷たい対応をされることも珍しくありません。お皿の置き方も雑なので、日本の飲食店スタッフとの対応に驚いてしまうでしょう。 海外旅行者から見た日本は、飲食店のサービスの質が良いと評判です。高品質なサービスに慣れた状態で外国に行くと、スタッフの対応にストレスを感じてしまうため、外国に行く予定の方は心に留めておきましょう。 とはいえ、香港など海外に旅行に行くと、そうした対応も含めて文化面の違いとして楽しめればよいでしょう。 日本と香港での生活の違いは? 香港に移住した人のリアルな声をもとに、日本との生活の違いについても見ておきましょう。 狭い物件でも家賃が高額 香港は超高層ビルが多く建てられており、人口密度も高いため、狭い物件でも家賃が高額です。日本は、首都の東京でもある程度広い物件を借りられます。家賃は高いものの、部屋も金額に応じて広くなるため、住み心地の良さを感じられるでしょう。 しかし、香港は人口が多いことから、狭い物件でも家賃が高く設定されています。高いお金を払っているのに狭い家に住まなければならないというストレスを感じる方もいるかもしれません。 給与から社会保障費や税金が高い日本と、家賃が非常に高い香港…、両面が良いという国はないでしょうから、自分に合った国を見つけるのも大事でしょう。 住環境によるストレスを感じやすい 香港の物件の多くは狭いため、住環境によるストレスを感じやすい傾向にあります。家族で暮らす場合は、部屋数が少ないため兄弟それぞれの部屋を確保できないことも多く、複数人で同室にするのが一般的とされています。 また、シャワーとトイレが一緒になっているユニットバスの物件も多くあるので、その点もストレスを感じる要因です。日本の物件の多くは、トイレとお風呂が別になっています。2つが一緒だと衛生面が気になるという方も多いので、住みにくさを感じることもあるでしょう。本気で移住を考えているなら、日本人の生活感に合った物件を扱う不動産会社もあります。オンライン内覧などで、事前に確認しておきましょう。 一度引っ越して生活を始めると、なかなか次の引っ越しというわけにはいきませんからね。突然の移住ではない限り、何度かその国に足を運ぶことをおすすめします。 食事マナーや話し方が大きく異なる 現地の人の食事マナーや話し方は日本人と大きく異なるため、ある程度の心構えが必要です。食事マナーで覚えておきたいのが、中華料理を食べる際のお皿やお椀の使い方ですね。お皿の上に小さいお椀を置いて食事をすることが一般的で、お肉や魚の骨などはその受け皿に乗せて、必要があれば交換してもらったりと、現地での違いを楽しんでみてください。 ただ、何が間違い!というのは無いので、隣のテーブルのおじいさん・おばあさんがどうやって食べているのかなと見て学んでみてください。 また、初めて訪れる人はびっくりするのですが、話し方の点にも、日本人との違いが現れます。広東語の発音の影響もあり、現地の人は、日本人が聞くと喧嘩をしているようなトーンで日常の会話をしていることがあります。 静かに、落ち着いて話す日本語とは異なり、言い合っているように見えてしまうため、驚く方も多いようです。現地の人が大声で話していても、通常の会話であることがほとんどのため、気にする必要はありませんね。 香港の医療費と保険の考え方 「香港生活 大変」と感じる要因として、医療費や保険の仕組みが日本と違う点も押さえておきましょう。香港は日本のような「健康保険(保険料を支払い、原則3割負担で全国どこでも受診できる)」と同じ制度ではありません。公立は比較的低額で受けられる一方、私立は高額になりやすく、内容によって自己負担が大きくなることがあります。現地の人は民間の医療保険に加入していることも多いため、移住する際には保険への加入を検討しましょう。加入していない状態で治療を受けると、高額の費用が発生する可能性があるため注意が必要です。 香港の医療レベルは非常に高いとされているため、質の高い医療を受けられます。病気やケガをした際には質の高い医療サービスで対応してもらえるので、費用面で困らないよう、必ず保険に加入しておきましょう。 香港で日本人はモテる?「香港 日本人 モテる」は本当? 検索では「香港 日本人 モテる」という話題も見かけますが、結論から言うと“人による”が正直なところです。香港は国際色が強く、価値観や好みも多様です。日本文化が好きな人もいれば、そうでない人もいます。 ただ、良くも悪くも「日本人だから得する」と決めつけるのは危険です。相手へのリスペクトや、基本的なコミュニケーション(英語・広東語・中国語など)、生活マナーへの理解があるかどうかで印象は大きく変わります。「香港日本人 住みやすい」と感じる人ほど、現地のルールに合わせる工夫が上手い傾向もあります。 香港移住時に必要なビザと条件は? 香港生活のリアルな声や日本との違いを確認したら、次は移住に必要なビザの種類と取得要件を確認しましょう。ここで紹介するので、取得可能なビザの要件を満たしているかチェックしてみてください。なお、検索上は「香港移住 ビザ」「香港移住 条件」といった形で調べる方が多い分野です。 ビザの種類とそれぞれの取得条件 香港で取得できる主なビザは以下の通りです。 就労ビザ: 高いスキルを有し、香港で需要があると認められること 投資ビザ: ビジネス計画や投資規模などから地域に貢献できるかを審査 学生ビザ:…
香港・大埔地区火災について
2025年11月26日、香港・大埔(Tai Po)地区の住宅団地「宏福苑(Wang Fuk Court)」において発生した大規模火災により、多くの尊い命が失われました。この度の悲報に接し、深い悲しみに包まれております。亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。また、負傷された方々の一日も早いご回復と、住まいを失われた方々をはじめ、この悲劇により影響を受けられたすべての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。現地では依然として懸命な捜索活動が続けられており、行方不明の方々の無事を切に願っております。被災された皆様と地域の皆様に、一日も早く平穏な日々が戻りますことを、心よりお祈り申し上げます。 110グループ一同
【2025】香港の生活費は日本よりも高い?物価の比較&節約術を解説!
長引く円安に加え、中国を含めた経済発展の影響により、香港と日本では生活費の面で最大2倍近くの差がでています。香港に長期間滞在する場合は、物価高騰を視野に入れた生活費のシミュレーションが必要です。この記事では、香港に長く滞在する方のために、日本との平均の生活費の比較と、香港で費用を抑えて暮らすためのかしこい節約術を解説します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 1.香港での1か月の生活費を日本と比較 香港はここ数年、物価高の状態が続いており、日本と比較すると約1.5~2倍程度高い水準で推移しています。香港に滞在する場合は、現地の物価高を想定した生活費のシミュレーションが大切です。 ここでは香港での暮らしがイメージしやすいよう、都市部での滞在を前提として日本と香港の1か月の生活費を解説します。 1-1. 香港の生活費 香港での生活費で最も比率が高いのは家賃です。香港の家賃は、都市部の九龍周辺の場合、日本円にして安くても20万円前後です。ファミリータイプや、セキュリティーの高い部屋となると40万円から60万円と円安の影響もあり日本円換算での家賃はより高く感じます。 また、食材の物価高も続いているため、食費も高止まりの状態です。20代~30代の女性の1人暮らしでも、食費に約10万円がかかります。食費を抑えるためには、外食ではなく自炊をメインにすることで節約ができます。 水光熱費や交通費、娯楽費についても東京より高い水準が続いています。交通費を抑えるために、移動時はできる限りタクシーを使わずに自転車や徒歩にすることで節約につながります。また娯楽費は、1ヶ月に使用できる金額を決めることで費用を抑えられるでしょう。 1-2. 日本の生活費 反対に、東京都内で1人暮らしをする場合、1か月の生活費は平均で約15万円です。おおまかな内訳は以下の通りです。 家賃:88,000円 水道光熱費:9,732円 通信費:6,773円 食費:40,299円 家具・家事用品費:5,617円 もちろん、東京での1人暮らしも香港と同様、食費や光熱費、遊興費などの変動費を抑えることで節約ができます。 1-3. 家賃の相場が高い 日本と香港の生活費を比較した場合、大きな差が出るのは家賃です。単身世帯の場合、東京都内ではおおむね10万円以内で収まる一方、香港では同水準の物件で15万円を超えるケースも珍しくありません。 香港では長らく家賃相場の高騰が進んでおり、特に大都市圏では高止まりの状態が続いています。 駐在員として会社に家賃負担してもらう環境にするか、単身香港で働く場合は家賃相場に見合う仕事を見つける、もしくは比較的家賃の低い地方近郊で住まいを見つけるのがよいでしょう。 2.日本との物価の違い 近年、日本でもモノが高くなるインフレーションを肌で感じるようになってきましたが、香港の生活費高騰も、主に物価高(インフレーション)が要因です。 ここでは、日本と香港の物価の違いと、その内訳について見ていきましょう。 2-1.香港の物価は日本の約2倍 香港の物価は現時点で、日本の約2倍です。 消費者物価指数(CPI)で見た場合、2008年の71ポイントを境に右肩上がりが続いており、2024年現在で107ポイントに達しています。 特に香港では外食が一般的であり、その食費(外食費用)の上昇率が大きいことから、香港では生活費の高騰が問題視されているのが現状です。 2-2.香港には消費税がない 香港では日本と違い、消費税がありません。そのため、単純に商品価格のみで比較すると日本よりも安く感じる場合があります。 しかしながら、家賃などの上昇幅が大きいため、トータルの生活費で見ると日本よりも1.5倍~2倍になってしまうのが現状です。 また細かい部分では健康保険がないため病院へ支払う医療費が高い(盲腸や結石などで日本円で150万円ほど…)、また教育費も選択肢によっては、子供1人20万円前後かかるなど、日本の社会的インフラの良さとついつい比較してしまいます。 ただ、香港では過去にチップ文化が根づいていたこともあり、レストランやホテルなどのサービスでは代金の10%前後が消費税のようにサービスチャージとして上乗せされます。 いずれにせよ、お金があるとサービスや、生活もとても充実した環境であると言えますが、ギリギリの生活感だと大変ですね。 3. 香港の生活費が日本よりも高く感じる理由 ここでは、香港の生活費が日本よりも高騰していると感じる理由を見ていきましょう。 3-1.円安ドル高 2023年から24年にかけて、記録的な円安が続いています。 長引く円安にともなう世界的なドル高によって、米ドルとペッグしている香港ドルも高騰し、金利も高く香港の生活費高騰を誘引してしまう事が主な原因です。 円安が進行している状況では、まったく同じ商品・サービスを購入する場合でも通常よりも多くのお金が必要になります。 円安の影響は香港に限らず、日本人の海外滞在という面では大きなハードルとなっているのが現状です。逆に香港の人はその円安ドル高を活かして、香港での生活費をしっかりと節約して、安く感じる日本で買い物や、食事など充実した海外旅行をしているのが現状です。 パスポート保有率が15%程度の日本人には、日常的に国を跨ぐ生活というのはイメージしにくいかもしれません。 3-2.経済発展 香港の生活費高騰の背景には、経済発展があります。 2000年代以降、中国はめざましい経済発展を続けており、香港もその影響を受ける形で物価上昇が継続しています。 香港では2020年、「大湾区(GBA)」と呼ばれる巨大な行政・経済特区が誕生しました。大湾区は2つの経済特区を含み、観光・金融業を中心としてよりいっそうの発展を遂げています。 この金融都市香港は。経済発展とともに都市としての価値を向上させてきました。その象徴が不動産価格の上昇です。これまで家賃、教育費、生活費、医療費が高いと伝えてきましたが、実はその他全てにおける物価高の基礎が、不動産価値の上昇なのです。 景気が良くても、悪くても不動産価格が下がりにくい、更に長引く円安ドル高と経済発展が呼び込んだ不動産高騰、これが生活費高騰の理由です。 経済は発展して欲しいですが、生活苦にならないようにしていきたいですね。 3-3.値上げ率は今後も高止まり…
【2025】香港ワーホリ完全ガイド!ビザ取得方法から申請手順、注意点も
ワーキングホリデーは、海外で休暇を楽しみながら現地の文化を吸収できる制度です。特に香港はここ数年、美しい夜景やビジネスの拠点として注目されており、ワーキングホリデーの人気が高まっています。ただ、ワーキングホリデー制度を利用するためにはある一定の条件をクリアする必要があるほか、専用ビザの取得が必須です。 この記事では、香港でのワーキングホリデーを検討している方向けに、専用ビザの取得方法や申請の注意点、ビザ申請を代行してくれる便利なサービスについて解説します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港ワーホリの魅力 魅力的なワーキングホリデーの場所として、いま香港が注目されています。 香港は以前から美しい夜景やネオンが楽しめるエリアとして知られており、ワーキングホリデー以外にも観光や長期滞在などで安定した人気があります。 香港では英語と中国語(主に広東語)の両方が習得可能です。また、ここ数年は日本を含め、世界各国の有名企業がビジネスの拠点として進出しています。 このように、香港は語学やビジネスのスキルを磨く場所としてメリットが多い国です。 香港ワーホリビザの取得方法・申請期間 ワーキングホリデーでの滞在には、専用ビザが必要です。 ワーキングホリデービザとワーキングビザ(就労ビザ)は似ていますが、目的や取得要件には違いがあります。 両者の主な違いは以下の通りです。 滞在目的 年齢制限の有無 回数制限の有無 ワーキングビザが「就労目的」であるのに対し、ワーキングホリデービザは「休暇を利用した文化交流」が主な目的として定められています。そのため、ワーキングホリデービザは就労先が決まっていなくても申請できる一方、「18歳~30歳の間で一生に一度しか利用できない」という強い制限があります。 ここでは、ワーキングホリデー専用ビザの申請資格、ビザ取得までの流れを見ていきましょう。 (1) 申請資格 香港でのワーキングホリデー申請時に求められる要件は以下の通りです。 18歳以上30歳以下であること(ビザ申請時点) 申請時点で日本国内に居住していること 休暇が前提であること 被扶養者を同伴しないこと 以前に香港でのワーキングホリデー査証の発給を受けていないこと 健康であり、健全な経歴を有し、かつ犯罪歴を有しないこと 必要な保険に加入していること 出国できるだけの資金を確保していること 条件が多く、慣れないうちは混乱してしまうかもしれません。 申請要件をまとめると、「短期間の滞在で、帰国のための余力を確保していること」が重視されます。また、香港ではワーキングホリデーのための特別行政区がもうけられており、滞在先があらかじめ限定されているため確認が必要です。 (2) 必要書類 香港でのワーキングホリデー申請時には以下の書類を用意します。 パスポートの顔写真のコピー 英文の残高証明書 往復の航空券コピー(E-ticket) 証明写真(55mm×45mm) 1枚 香港滞在中の医療保険に加入している証明 パスポートは顔写真だけでなく、そのページ1枚をそのままコピーしましょう。もちろん、顔やその他の情報がはっきり確認できるよう撮影するのがポイントです。 英文の残高証明書は、口座を開設している金融機関の窓口で取得できます。発行までの期間は金融機関によって異なり、最長で10日以上かかるケースも珍しくありません。そのため、残高証明書の発行はスケジュールに余裕をもって行いましょう。 なお、残高証明書の発行には500円~800円の手数料が必要です。 (3) 申請手順 前述した必要書類が準備できたら、香港イミグレーションの公式サイトから申請書類をダウンロードし、必要事項を記入します。 証明写真、署名欄以外はPC上で入力可能です。すべての入力が終わったら申請書をプリントアウトし写真を貼り、署名を行います。 申請書類は中国大使館、または総領事館に提出しましょう。申請書の郵送はできないため、注意が必要です。中国大使館、総領事館の受付時間は平日の9:00〜12:00までです。 なお、ビザの審査には3週間~4週間ほどかかります。 「ビザの取得がワーキングホリデーまでに間に合わなかった!」ということにならないよう、申請手順を把握したうえで、余裕を持って準備を進めましょう。 発給されたビザは、中国大使館や総領事館、または移民局の窓口で受け取ります。 ※参考:「香港にて就業または投資を行う際は、原則ビザの申請が必要となる。ビザは、香港政府の入境事務処(Immigration Department)へ直接申請するか、中国大使館または領事館を通して申請する。ただし、一部短期的な活動には就労査証を要しない場合もある。」 出典:JETRO「外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用」 (4)…
【2026年版】香港ビザ申請ガイド|種類・条件・必要書類・申請方法を解説
香港で働く、家族と暮らす、起業する、投資を目的に長期滞在する場合は、滞在目的に合ったビザ・入境許可を取得する必要があります。 香港には、一般的な就労ビザにあたる「General Employment Policy(GEP)」のほか、高所得者や世界の対象大学卒業者を対象とする「Top Talent Pass Scheme(TTPS/高端人才通行証計画)」、投資家向けの「New Capital Investment Entrant Scheme(New CIES/新資本投資者入境計画)」、配偶者や子どものための「Dependant Visa(家族・扶養家族ビザ)」などがあります。 制度は近年大きく変更されており、以前とは申請方法や初回滞在期間、申請費用も異なります。 この記事では、2026年10月時点の香港政府・香港入境事務處の情報をもとに、日本人が香港へ移住・就職する際に知っておきたい香港ビザの種類、取得条件、必要書類、申請方法を整理します。 なお、本記事では「香港ビザの種類・申請条件・手続き」を中心に解説します。実際に香港へ移住した後の生活環境や、「移住して後悔しないために確認しておきたいポイント」については、以下の記事で詳しく紹介しています。 香港移住は大変?後悔する?実際に移住した人の声、ビザ取得の要件なども解説 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 日本人は香港に90日までビザなしで滞在できる 日本国籍のパスポート保持者は、観光や短期訪問を目的とする場合、香港に90日以内であれば原則ビザなしで滞在できます。 ただし、ビザなしで入境した「Visitor(訪問者)」には活動上の制限があります。 観光や親族・知人訪問、一定のビジネス訪問などは可能ですが、香港で雇用されて働くこと、事業を設立・参加すること、原則として学生として就学することは認められていません。香港で就職・起業・長期居住する場合は、目的に応じたビザ・入境許可が必要です。 そのため、「日本人なら90日間ビザなしだから、その間は香港で働ける」という意味ではありません。 香港ビザの種類を比較|就労・TTPS・投資・家族ビザ 香港への長期滞在を考えている日本人に関係が深い主なビザ・入境制度を整理すると、以下のようになります。 種類 主な対象者 主な条件 香港での就職先 初回滞在期間の目安 就労ビザ(GEP) 香港企業に就職する専門人材 学歴・経験、香港で必要とされる職種、雇用条件など 原則必要 原則36か月または雇用契約期間の短い方 TTPS Category A 高所得人材 申請直前1年間の年収250万HKD以上 申請時は不要 36か月 TTPS Category B 対象大学卒+経験者 対象大学の学士+直近5年間で3年以上の職歴 申請時は不要 24か月 TTPS Category C 対象大学の近年卒業者 過去5年以内に対象大学を卒業、職歴3年未満など…
香港での銀行口座開設の基本手順を解説!香港IDや必要書類の要件、非居住者の場合も
香港での生活やビジネスには、現地の銀行口座が欠かせません。しかし、日本から口座を開設することは難しく、香港IDを持っていなければ国外からの口座開設が認められない可能性があります。香港IDは、香港居住者としての身分証明となり、口座開設をスムーズに進めるうえで非常に便利です。 この記事では、香港での銀行口座開設に必要な要件、必要書類、基本的な手順を詳しく解説します。香港IDの有無による違いや、必要書類の準備、手続きの流れなど、口座開設に関する情報も網羅しているため、ぜひ参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港で口座開設が必要になるケース 香港での生活やビジネスを円滑に進めるためには、現地での銀行口座開設が不可欠です。特に、以下のようなケースでは香港での口座が必要となります。 ・香港に一定期間以上居住する場合香港で一定期間以上居住する場合、銀行口座の開設は必要不可欠です。生活する上で、家賃や公共料金の支払い、給与の受け取り、日々の買い物など、さまざまな場面で銀行口座が活躍します。さらに、信用構築や将来的な住所証明の観点からも、銀行口座は重要な役割を果たします。 日本国内からの口座開設は難しい 香港の銀行口座は、原則として香港に居住している、または香港でビジネスを行っている個人・法人が開設できます。 そのため、日本国内に居住している個人が香港の銀行口座を開設することは非常に難しく、飛び込みで銀行に口座開設希望をしても断られることも多く、時間がかかります。 一部の銀行では郵送やオンラインで口座開設を認めている場合もありますが、高額の残高維持条件(例えば、10万米ドル以上など)が課されるケースが一般的です。時には専門家の知恵を借りることも考えてみましょう。 口座開設には香港IDが必要 香港の銀行口座を開設する際、多くの銀行では香港ID(HKID)の提示を求められます。香港IDは、香港に居住する個人に発行される身分証明書であり、口座開設の際の本人確認書類として重要な役割を果たすものです。香港IDを所持していれば、口座開設は比較的簡単に行えます。 香港IDの取得は、香港移民局(通称:イミグレ)で行います。申請書をダウンロードして必要事項を記入し提出すると審査が行われ、通過するとE-Visaと呼ばれるビザが発行されます。E-Visaの発行には一定の認可手数料が必要です。 発行されたE-Visaに基づいてIDカードの申請を行うことで、香港IDが正式に発行されます。 香港での口座開設の手順 香港での口座開設は、基本的には銀行窓口で行われます。 香港の金融機関を訪れ、案内カウンターで口座開設の希望を伝えます。銀行によっては、事前に予約が必要な場合もあるため、確認しましょう。 銀行職員との面談は、個別のブースなどに案内されて行われます。面談の主な目的としては、 口座開設の目的 希望する口座の種類 必要書類 の確認などが挙げられます。 銀行によっては、英語または中国語のどちらかでのコミュニケーションが必要となります。心配な人は、通訳を依頼するか、語学に堪能な人と一緒に銀行へ行きましょう。 必要情報を記入 次に、口座開設申込書に必要事項を記入します。ここでは、 氏名 住所 連絡先 職業 などの基本情報に加え、口座開設の目的や預金の種類などを記入する必要があります。この点は、日本の銀行における口座開設と基本的に同じです。記載内容に不明点があれば、銀行員に確認しながら進めましょう。 暗証番号やキャッシュカードは郵送される 審査が完了し、口座開設が承認されると後日、キャッシュカードと暗証番号が別々に郵送されます。セキュリティ上の理由から、このような手続きが取られていることが特徴です。 郵送は時間がかかる場合があるため、余裕を持って手続きを行いましょう。 香港では小切手帳も送られてくる 香港では慣習として、小切手帳が通帳やキャッシュカードと一緒に郵送されます。 小切手は日本ではあまりなじみがありませんが、香港での支払い方法として今も広く利用されています。切手の利用方法や注意点などは、銀行職員に確認しておきましょう。もし使う際は弊社でも動画解説していますので、参考にしてください。日本人には馴染みはありませんが、お金には変わりないので取り扱う際には慣れない分、十分注意してください。 小切手の使い方Youtube: https://youtu.be/ghkEc8mGHWo?si=IRNetAplwNGfcFE3 ネットバンキングを一緒に申請しておくと便利 ネットバンキングを申請しておくと、残高照会や振込などの手続きがオンラインででき、非常に便利です。口座開設時に一緒に申請しておきましょう。 ネットバンキングの利用には、セキュリティデバイスの発行や、追加の認証手続きが必要となる場合があります。 ここまで紹介した手順は一般的なものであり、銀行や口座の種類によっては異なる場合があります。事前に希望する銀行の窓口やウェブサイトで確認しておくと安心です。 最近は、より便利なスマホアプリをお勧めしています。銀行によってはセキュリティーデバイスの変わりにスマホアプリ内にOTPワンタイムパスワードを表示する機能も装備されており、海外送金含め、殆どの手続きをスマホで完結できるようになってきています。 必要な書類 香港での口座開設に必要な書類は、銀行や口座の種類、口座開設者の状況(香港居住者か非居住者か)によって異なります。一般的には、以下の書類が必要です。 香港ID パスポート 住所証明書 それぞれ詳しく見ていきましょう。 香港ID 香港に居住する個人に発行される身分証明書です。外国人であっても180日以上移住している人に必ず発行されます。 香港IDがあれば、口座開設がスムーズに進むため、香港で長期間滞在する予定であれば取得しておきましょう。もちろん香港に居住・滞在する理由があって長期ビザを保有している事が最低条件となります。 パスポート 香港IDを持っていない場合、または非居住者の場合は、有効期限内のパスポートが本人確認書類として必要です。パスポートは、自身の身元を証明する国際的に認められた書類です。…
【2025】「超」学歴社会|香港の学校制度を徹底解説!小学校から中学、高校生活から夏休みシーズンまで、インターナショナルスクールの学費も
香港ではお金を稼ぐことは尊いことと考えられ、お金が全てといっても過言ではないです。そのため収入の高い仕事をしている人というのはそれだけで尊敬の対象となります。このような背景があるため、より多く稼ぐためにはいい学歴を持っておかないといけないという風潮がこの「超」学歴社会を生み出しています。 香港の子供達は生まれてすぐに学歴競争のスタートラインに立たされます。(生まれた後ではすでに遅いと考えている人もいるくらいです)本記事では、香港の幼稚園から大学までの教育制度の流れを詳細に解説し、日本の教育制度との違いを丁寧に比較します。中でも、中等教育が6年にわたって続く香港独自の教育体系や、バイリンガル・トリリンガル教育の進め方、そして実際にかかる学費について詳しく触れています。香港の教育に関する情報を正しく理解し、良い選択ができるよう参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 1.香港の学校制度、教育制度について 香港の学校制度は、幼稚園から始まり、小学校、そして6年間にわたる中等教育を経て大学に進学するという順序です。特に、中等教育では香港中学卒業証書試験(HKDSE)が重要な役割を果たし、生徒たちは進学先に向けて高度な専門科目を学びます。 生後から小学校まで 無事に生まれたという安堵も束の間、香港では生まれてからすぐに子供の教育が始まります。いい幼稚園に入るためには1歳前後からプレイグループに通わせて英語を習わせようとします。ちなみに香港人妻を持つ筆者の家庭では100万円を超える英語教材を妻が買ってきて、今後の子供達にかかる教育費を想像するだけで震え上がった覚えがあります。幼稚園は2歳または3歳から通い始めるのですが、入学するためには面接があり、家での様子やこれまで参加した習い事、親の教育方針などで審査があります。 また、幼稚園の段階ですでに宿題があるというのも香港の特徴です。 6歳で小学校に入学し、6年間初等教育を行い、第一言語として中国語、第二言語として英語を学習するカリキュラムです。日本の教育制度と比較してもほとんどの部分で同じです。 公立の小学校では基本的に授業料が無料で学区制ではなく、希望する学校に入学申請書を提出し、希望が通ればそこに通うことができます。希望した学校に選定されなければ、第2、第3希望の学校にまわり、自動抽選で振り分けられます。なのでいい学校に入るためには本人の学力以外にも運の要素が必要となります。 無事に学校が決まり入学した後も学校任せではなく、親が宿題を教えるなどして積極的に教育に関わっていくことが学校からも求められます。 定期考査もあり、成績が悪いと小学校で留年してしまうこともあります。そのため低学年のころから塾に通わせるのもよくあることです。また、それ以外にも習い事を2、3つ掛け持ちするなど当たり前で学費以外にもお金がかかります。 中学、高校 香港では中学校、高等学校という区分ではなく前期中等教育、後期中等教育という区分です。日本と同じようにそれぞれ3年ずつですが、一般的に中高一貫で義務教育です。 前期中等教育 日本の中学と同じで中等教育1年から3年までの学年構成で、基本的な学力の定着と幅広い科目の学習が行われます。この期間では、中国語、英語、数学が中心となり、科学、歴史、地理、音楽、美術、体育など多岐にわたる科目も学びます。前期、後期と分られていますが基本的には中高一貫教育です。 香港の中等教育には主に3つの種類があります。 政府によって運営される公立の学校 全面的に政府からの支援を受けながらも他の自主的な団体によって運営される政府の支援学校 インターナショナルスクールを含む私立の学校 公立学校では政府が推奨するカリキュラムを行い、無料で中等教育を提供しています。 後期中等教育 日本では高校にあたる後期中等教育の期間においては、大学進学を見据えた学習期間です。学生は中等教育が6年間終わると、HKDSE(Hong Kong Diploma of Secondary Education)という中等教育修了試験を受験します。希望者はHKDSEの結果を用いて、香港やマカオなどにある大学を受験することができます。この時点で香港内の有名な大学に入れない場合は、少しでも名の通った大学に入るため海外への留学を選択することもあるようです。 大学 香港の大学教育は、国際的にも高い評価を受けており、アジアトップクラスの大学が多数存在します。代表的な大学として、香港大学(HKU)、香港科技大学(HKUST)、香港中文大学(CUHK)などがあり、これらの大学は世界ランキングでも上位に位置しています。 大学では学士号(4年)、または準学士号プログラムの学習が可能です。準学士号は2年で卒業後、トップアップ学位プログラムを経て、学士号の取得ができるようになります。 香港には公立、私立を合わせて22の大学があり、学生は自分の興味や能力に合う各種の準学位プログラムのほか、継続や職業プログラムの中から選択可能です。 2.日本の教育制度との違い 香港と日本の教育制度には多くの違いがあります。特に注目すべきは、小学校卒業後は初級中学(3年間)と高級中学(3年間)の2段階があり、中等教育が6年間で一貫して行われる点です。また、香港ではバイリンガルやトリリンガル教育をさせたいという親が多いことのほかに、新学期は9月始まりとなっています。これらの違いを詳しく見ていきましょう。 中高一貫の教育スタイル 香港の教育制度では中学1年生から中学6年生までの6年間で一貫して行われ、その中で前期中等教育(中学1〜3年生)と後期中等教育(中学4〜6年生)に分かれています。この一貫した中等教育により、学生は早い段階から進路を意識した学習が進められています。 後期中等教育の3年間は、大学進学を見据えた専門科目の選択と集中学習が行われ、香港中学卒業証書試験(HKDSE)の準備が中心です。この試験の結果が大学入試に直結するため、生徒は高校3年間を大学受験の準備に費やす日本のシステムとは異なり、より一貫した効率的な教育過程で学びます。 また、香港の中等教育には公立学校だけでなく、私立学校や国際学校があり、それぞれ独自のカリキュラムがあります。学生は多様な教育環境の中から自分に適した学びを選択できるのです。 バイリンガル、トリリンガルを育成教育がある 香港の教育制度の特徴の一つは、バイリンガルやトリリンガル教育です。公用語である広東語と英語、さらには北京語(普通話)も重視され、これらの言語を流暢に使いこなせるような教育が行われています。多くの学校では、授業が広東語と英語で行われています。 幼稚園から小学校にかけては、広東語と英語が主要言語として使用されますが、中等教育に進むと、さらに英語の使用頻度が高まり、多くの教科が英語で指導されます。これは、香港が国際都市であることから、国際社会で通用する語学力を身につけることが重要視されているためです。 香港の人たちは英語と中国語は話せて当たり前で第三言語として日本語や韓国語を話せる人も多いです。子供の頃から多言語環境で育っているので、新しい言語を覚えることもさほど苦ではないのかもしれませんね。 新学期は9月始まり 香港の学校年度は、毎年9月に始まり、翌年の7月に終了します。これは日本の4月始まりの学年制度とは大きく異なり、主に欧米の教育システムにならったものです。9月始まりの制度は、特に国際的な教育環境で学ぶ学生にとって利便性が高く、他国の教育機関への進学や交換留学がスムーズに行えるという利点があります。 3.香港でかかる学費はどのくらいかかるのか? 香港の教育制度を理解する上で、学費も重要な要素です。香港の学校は公立と私立があり、特に私立やインターナショナルスクールは学費が高額になる傾向があります。また、大学の学費も多くの家庭にとって大きな負担となることがあります。実際にかかる費用を把握しておくことで今後の教育費用の計画を立てやすくなるので、以下の例を参考にしてください。 香港日本人学校 香港日本人学校は、香港に住む日本人家庭の子どもたちのために設立された学校で、幼稚部、小学部、中学部があります。学費は他の国際学校と比較するとやや高めですが、日本と同様の教育カリキュラムを提供しており、安心して子どもを通わせることができます。 初期費用として、入学金や施設費などが約25万円必要です。毎月の授業料は小学部で約10万円、中等部で約11万円となっており、年間の学費は約120万円になります。さらに、教材費や制服費用などの追加費用も必要です。 香港日本人学校の特徴は、日本の文部科学省が定める学習指導要領に基づいた教育を行う点で、帰国後もスムーズに日本の学校に編入できるよう配慮されています。また、国際都市である香港の特性を生かし、英語教育にも力を入れており、国際バカロレア(IB)のカリキュラムで英語の授業を行う国際学級もあります。生徒たちは多言語環境での学習を通じて、国際的な視野を広げることができます。 また、日本人学校は高校がないため中学卒業後は日本へ帰国するか、香港の現地のインターナショナルスクールに通うかの選択が必要となります。 ※1HKD = 19円計算(2024年8月現在)…
【2026年最新】香港のキャッシュレス決済を解説|オクトパス・AlipayHK・WeChat Pay HK・クレジットカードの使い方
香港では、オクトパス(Octopus)をはじめ、クレジットカード、AlipayHK、WeChat Pay HKなど、さまざまなキャッシュレス決済が日常的に利用されています。 香港政府観光局も、Visa・Mastercard・American Expressなどの国際ブランドのクレジットカードや、オクトパス、Apple Pay、Google Pay、Alipay、WeChat Payなどが、多くのホテル・小売店・飲食店で利用できると案内しています。 さらに2026年には、タクシーでの電子決済対応が義務化されるなど、香港のキャッシュレス事情はさらに進展しています。 一方で、日本人旅行者や香港に来たばかりの駐在員の場合、香港の携帯電話番号や銀行口座、香港ID(HKID)を持っていないことで、一部の決済アプリの機能が制限されることがあります。 この記事では、2026年10月時点の香港のキャッシュレス事情について、 オクトパス AlipayHK WeChat Pay HK クレジットカード・タッチ決済 MTR(地下鉄)やタクシーでのキャッシュレス決済 日本人が利用する際の注意点 を中心に解説します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港のキャッシュレス事情は?普及率も解説 香港は、キャッシュレス決済が生活インフラとして定着している地域のひとつです。 特にオクトパスは、もともと公共交通機関向けの電子マネーとして普及しましたが、現在ではコンビニ、飲食店、小売店など幅広い場所で利用されています。 また、クレジットカードやスマートフォンによるタッチ決済、AlipayHK・WeChat Pay HKといったQRコード決済も広く使われています。 「香港のキャッシュレス普及率98%」の意味には注意 香港のキャッシュレス事情について「普及率98%」という数字を目にすることがあります。 ただし、この数字をそのまま「香港の支払いの98%がキャッシュレス」という意味で捉えるのは適切ではありません。 香港金融管理局(HKMA)が2025年に公表したe-HKDの報告書では、香港で広く普及している既存のオフライン決済システムについて、人口の約98%をカバーしていると説明されています。これはキャッシュレス決済全体の利用率や決済金額に占める比率を表す数字ではありません。 一方、香港の電子決済が非常に広く使われていることは、公的な統計からも確認できます。 香港金融管理局によると、2025年末時点で香港のStored Value Facility(SVF:オクトパスや電子ウォレットなどの前払式・電子マネーサービス)の口座数は約8,640万口座、2025年中の取引件数は約86億件でした。 また、2026年第1四半期には香港で流通するクレジットカードが約2,918万枚に達しています。 単一の「香港のキャッシュレス比率」だけを見るのではなく、オクトパス・電子ウォレット・クレジットカードなど複数の決済手段が広く普及していると考えていいでしょう。 香港で利用できる主なキャッシュレス決済 香港で利用されている代表的なキャッシュレス決済は、次のとおりです。 日本では聞き慣れない決済手段も多くありますが、使用方法は大きく変わりません。 香港ではクレジットカードの普及率も高く、カードを1枚以上持っている人の割合は71.6%に達しています。 現地ではコンビニのガム1個でもクレジットカードで支払うのが一般的なので、滞在の際はクレジットカードを1枚は持っておいたほうがスムーズでしょう。 オクトパスカードは非接触型ICカード、AlipayHKはQRコード決済に対応したシステムです。 現金も少額は用意しておく 香港ではキャッシュレス化が進んでいますが、すべての店舗がすべての決済サービスに対応しているわけではありません。 小規模な飲食店や市場などでは、利用できる電子決済サービスが限られていることもあります。 そのため、香港旅行ではキャッシュレス決済を中心にしつつ、少額の香港ドル現金も用意しておくと安心です。 香港の定番電子マネー「オクトパス(Octopus)」 香港でキャッシュレス決済を利用するなら、まず知っておきたいのが「八達通(Octopus/オクトパス)」です。 日本のSuicaやICOCAのような交通系電子マネーに近く、MTRやバスなどの交通機関だけでなく、買い物や飲食にも利用できます。 香港政府観光局も、オクトパスを香港旅行で便利な決済手段として案内しています。 物理カードなら旅行者も簡単に利用できる 旅行者の場合、香港到着後に物理タイプのオクトパスを購入して利用できます。 利用時は、MTRの改札や店舗のOctopusリーダーにカードをタッチするだけです。…
香港での資産運用は貯蓄型生命保険がおすすめ!日本との違いを解説
香港に長期間住んでいる、駐在している方におすすめなのが、香港での資産運用です。おすすめする理由としては、日本において非居住者となったことで、日本国内での資産運用ができないことがあります。また、香港には税制面など資産運用をするうえで魅力的な環境が整っており、必然的に利回り等において優れた金融商品が多く提供されているためです。代表的な金融商品として貯蓄型生命保険が挙げられます。 本記事では、香港の貯蓄型生命保険の仕組みや特徴、日本の貯蓄型生命保険との違い、海外移住者の資産運用として優れている理由について解説します。香港在住の利点を活かし、資産運用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 1.香港の貯蓄型生命保険とは 香港の貯蓄型生命保険は、保障機能と貯蓄機能および資産運用機能を併せ持った保険です。基本的な仕組みは日本の貯蓄型生命保険と同様に、払い込んだ保険料が保険会社によって運用され、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金、途中で解約した場合には解約返戻金を受け取ることができます。 加入後、期間の経過とともに解約返戻金となる部分が積み上がり、将来的には既払い保険料を上回ります。このような、万一の保障を確保しながら、将来に向けた資産形成ができる貯蓄型保険は日本在住時に利用されていた方もいるでしょう。しかし、香港と日本では貯蓄型保険の仕組みや特徴に大きく異なる点が多々あります。 香港の貯蓄型生命保険は、保障機能と貯蓄機能および資産運用機能を併せ持った保険です。基本的な仕組みは日本の貯蓄型生命保険と同様に、払い込んだ保険料が保険会社によって運用され、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金、途中で解約した場合には解約返戻金を受け取ることができます。加入後、期間の経過とともに解約返戻金となる部分が積み上がり、将来的には既払い保険料を上回ります。 このような、万一の保障を確保しながら、将来に向けた資産形成ができる貯蓄型保険は日本在住時に利用されていた方もいるでしょう。しかし、香港と日本では貯蓄型保険の仕組みや特徴に大きく異なる点が多々あります。 1-1.香港の貯蓄型生命保険の仕組みと主な特徴 香港の貯蓄型生命保険は一般的に以下のような特徴があります。 ・加入可能年齢 最低0歳から、最高75~80歳までと、幅広い年齢層の人が加入できます。 ・保険料払込期間 2年払い、5年払いなど短期払いが多い傾向ですが、10年・15年払いなど中長期にわたって払込みできるものもあります。 ・保険期間(運用期間) 120年・(被保険者が)120歳までなど、長期のものが一般的です。その間、運用は継続されます。 ・運用通貨 米ドル建てや香港ドル建てのものが多いですが、中国元、豪ドル、シンガポールドル、英ポンド、ユーロなど様々な通貨から選べる商品もあります。また、途中で通貨を変更できる商品もあります。 ・保険料の運用 一般的に、債券などの安全性資産と投資信託・株式などの積極的資産に分散投資して運用されます。比率は保険会社や保険商品によって異なります。 ・死亡保険金 商品によって異なりますが、一般的には以下のように決まります。 死亡時点で「払込保険料」と「解約返戻金の確定(保証)部分」のどちらか多い額+「解約返戻金の非確定(非保証)部分」 なお、解約返戻金の非確定(非保証)部分とは、運用実績によって支払われる配当金に相当します。配当金は運用利益のほか保険運営上のさまざまな要素が加味され、金額が確定(保証)されていないことから「非確定(非保証)部分」とされています。 ・解約返戻金 解約時点の「確定(保証)部分」+「非確定(非保証)部分」の合計額が支払われます。 解約返戻金が「払込保険料」を上回り、リターンを得られるまでの期間は、保険会社、個々の保険商品、加入の仕方(運用通貨・保険料払込方法・払込期間等)など、様々な条件によって変わります。多くの場合、数年で損益分岐点を迎える傾向です。 なお、「非確定(非保証)部分」の一部は必要に応じて引き出すことも可能です。引き出した場合は、解約または死亡時の最終リターンが変わるため注意しましょう。 1-2.日本の貯蓄型保険との違い ここまで紹介した仕組み・特徴のほかに、香港の貯蓄型生命保険には、日本のものとはまったく異なる特徴もあります。 被保険者の変更(契約承継)ができる 証券分割ができる 保険料の一時払込み休止オプションなど自由度が高い 商品によっては奨学金をもらえるものもある 1-3.積立投資商品との違い 香港では積立投資商品も資産形成方法の1つとして人気があります。積立投資商品は、積み立てる商品(ファンド)の価格が市場の影響を受けて上下します。選択するファンドやポートフォリオの組み方、市場の状況によって大きなリターンを期待できる一方、大きなマイナスを被る可能性もあります。定期的に積立をすること(ドルコスト平均法)により、買付価格が平準化されリスクを抑える効果があるといわれますが、元本保証はありません。 対して、貯蓄型生命保険は、契約後短期で解約した場合は元本割れとなる可能性がありますが、積立資産(払込保険料)は着実に増えていきます。一旦、損益分岐点を超えた後は損失を被る不安なくリターンを増やしていけます。死亡保険金については、仮に契約後間もない場合でも既払い保険料が保証されるのも安心です。 2.貯蓄型生命保険が香港移住者の資産運用に優れている理由とは? ここからは、香港に移住された方、または長期間駐在の予定がある方に、香港での資産運用には貯蓄型生命保険での資産運用をおすすめする主な理由を解説していきます。 2-1.高い利回りを期待できる 香港の貯蓄型生命保険は日本の貯蓄型保険よりもはるかに高利回りのものが多く、高いリターンを期待できます。香港は、世界のなかでも主要な国際金融センターとして高い運用ノウハウを持つ大手金融機関が世界中から集まっているためです。 香港では、資産運用への高いノウハウを持った保険会社が、独自の運用方針のもと、株式や債券などに分散投資をしています。個人で株式個別銘柄に分散投資をする場合、多額の元手が必要となるうえ、銘柄選択やポートフォリオの入れ替えタイミングを測るのも大変です。1つの保険商品で分散投資を行える、且つ安定的に高いリターンを得られるメリットは大きいでしょう。 解約返戻金が「確定(保証)部分」と「非確定(非保証)部分」で構成されていることは前述したとおりですが、各保険会社は「非確定(非保証)部分」の履行率(Fulfillment ratios)を毎年公表することが香港保険業監理局により義務づけられています。ここでいう履行率とは、契約時に渡される試算表に記載されている「非確定(非保証)部分」の金額に対して、実際に支払った金額の割合を示します。 例えば100%であれば記載どおりの金額、110%なら記載よりも10%多い金額、90%なら記載10%少ない金額という意味です。保険商品や年によって数値はさまざまですが、例えばサンライフ香港社が2025年に公表した履行率を見ると、概ね100%前後となっており、資産運用における優れたノウハウをうかがい知れます。ただし、公表されている履行率(Fulfillment ratios)はあくまで過去の実績であり、将来を約束しているものではないことには注意が必要です。 2-2.複数の通貨で資産を分散できる 将来のインフレ等に備えて日本円以外の資産を持っておくのは、資産運用におけるリスク管理のひとつです。その点、香港の貯蓄型生命保険はいわゆる「外貨」で運用をするため、リスク管理として有効です。 選べる通貨の種類数は異なるものの、ひとつの保険で運用通貨を切り替えたり、証券分割して複数の通貨に分けたりできる商品もあります。海外移住者は将来的に自分自身や家族が別の国へ移住することも多いため、さまざまな通貨で運用しておくことで将来的な外貨資産ニーズに対応できるでしょう。 2-3.証券分割ができる 海外生活経験がある人ほど、ご家族の各人も留学やビジネスでグローバルに活動する傾向があります。初めて記事を目にする人にはイメージが湧きにくいかもしれませんが、香港の貯蓄型生命保険は証券分割して複数の契約に分けられるので、資産を分け与えてそれぞれの資金需要に対応することもできます。 つまり、銀行にあるお金を分け与えるようなイメージではありつつ、運用は継続されたまま、さらに保険の権利も含め分割譲渡できます。日本では非常識ですが香港ならではの常識です。日本人にとっても得られるメリットは多いでしょう。 2-4.相続手続きが容易である…
