香港生活・海外移住一覧

【香港保険加入後のトラブル】「Q.加入後に担当者が辞めたので別の会社・担当に変えたいが可能ですか?」

世界中どこでも保険業界ではよくある話ですね。保険の種類や加入目的にもよりますが、一般的に保険契約は長期(場合によっては一生涯)にわたって継続します。 ですが、営業職員や代理人の退職・廃業などで、契約期間中や更新時に加入時に相談に乗ってもらった担当者が変わるということはよくあることです。 香港で保険に加入している日本人にとってその後の契約管理や日本人担当者に相談できる環境が突然なくなるというのは大きな不安を感じるものでしょう。 香港では、1社専属の営業職員が多い日本とは違い、代理店や保険仲立人(ブローカー)を通して加入するのが一般的で、安心して相談できる代理店やブローカーに変更したいと考える人もいるかもしれません。 本記事では、香港の保険代理店・ブローカーの現状紹介とともに、契約途中で別の代理店や保険仲立人への変更が可能かどうかについて解説します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港における保険代理店・ブローカーの現状 保険に加入する場合、一般的な加入経路は「保険会社の営業職員」「保険代理店(エージェント)」「保険仲立人(ブローカー)」の3つがあります。これは日本でも香港でも似通っていますが、香港では日本と違って保険エージェントあるいはブローカーを通して加入する方が多い傾向にあります。  というのも、詳しくは後述しますが、保険会社に属する営業職員の場合、その保険会社の保険商品のみしか提案できません。しかし、保険代理店やブローカーの場合、複数の保険会社の保険会社の商品のなかから加入者のニーズや資産状況等に最も適すると思える保険契約を提案することができます。  このシステムはとくにお目当ての保険会社や保険商品がない方々にとっては「自分に合う保険に出会いやすい」メリットがあります。香港では生命保険会社が53社、損害保険会社が87社、生損保複合保険会社が18社(2024年3月31日現在)と多くの保険会社がありますから、どの保険を選べば良いかわからないという方々にも助かりますね。 保険代理店・ブローカーの数が多い香港 保険代理店やブローカーを通して加入する人が多いからか、代理店やブローカーの数が多いからこれらを通した保険加入が多いのかは分かりませんが、実は香港では保険代理店およびブローカーも多いのが現状です。 香港で保険業界の規制を監督する保険業監管局(Insurance Authority)によると、2024年3月31日現在、認可を受けている保険代理店およびブローカーは以下のとおりとなっています。  本来、もう少し細かい分類があるのですが、大きい括りで表現すると上記の表の様になります。このような香港の保険業界事情を見ると「どの保険会社の保険に加入するか?」はもとより「どこ経由で保険に加入するか?」の選択に迷ってしまいそうですね。 以下、どこ経由で保険加入するのが最適な選択なのかを、大事な点から順番にお伝えしていきます。 保険代理店やブローカーを変更することはできる? どこから保険に加入するかを検討する際は、ニーズに適する保険を提案してくれることはもちろんですが、加入後にも安心して手続きを依頼できたり、契約見直し・追加等の相談をできたりといったことも大切です。 しかしながら、信頼できる人、保険会社から加入したとしても、契約期間中や更新時に担当者の退職・廃業などで、加入時に相談に乗ってもらった担当者がいないということもあり得ます。そうなると最悪で、資産運用、契約の維持管理において大変ストレスの多い事態となってしまいます。 何がそんなにストレスかと言いますと、契約時点では日本人担当者だったのが、その方の退職、会社の廃業などによって、あなたの契約がその他大勢(ここでは香港人)の契約と同様に、現地の人が担当として配備される可能性が高くなります。 そうなると、ちょっと聞きたいことも英語か広東語など母国語での対応をしてもらえない事になり、運用状況そのものより、やり取りにストレス、不安を感じてしまう状況となる様です。 弊社にてご契約中のお客様は基本的に日本帰国後も全て日本語で、我々にて対応させて頂いておりますが、最近よく弊社以外でご契約された方からもご相談があり、日本人担当者が辞めてしまったとの事で、契約の面倒を見て欲しい・・・とのご要望を頂くこともあります。 それこそ「どこ経由で保険に加入したのか?」次第でお断りしないといけない事象もあります。このような事にならない様に、事前に十分備えて保険代理店やブローカーの変更可否を知っておくと良いでしょう。  結論から言うと、以下のとおり変更できる場合とできない場合があります。  保険代理店 → 保険代理店:○ 変更可能です。ただし日本語サポートは要確認 ブローカー → ブローカー:○ 変更可能です。ただし日本語サポートは要確認 保険代理店 → ブローカー:× 変更不可能です。外部翻訳サービスを要活用 ブローカー → 保険代理店:× 変更不可能です。外部翻訳サービスを要活用 つまり、別の代理店(仲介者)へ変更はできるけれども、加入したのが保険代理店であれば別の保険代理店へ、加入したのがブローカーであれば別のブローカーへ変更することができます。一方、保険代理店をブローカーへ、またはその逆の変更はできません。  加入時に保険代理店やブローカーを選ぶ際、将来的な変更を見込んで選択するというのは日本ではあまりないことかもしれません。しかし、香港で保険に加入する際にはこういったことも意識しておくのがおすすめです。 せっかく、海外でスタートする(した)資産運用ですので継続的にコンタクトが取れ、会社として運営しているブローカーなどを選択いただいた方が良いでしょう。 保険代理店と保険仲立人(ブローカー)の共通点と違い 保険代理店とブローカーをまたぐ変更ができないのはなぜかと疑問に思う方もいるかもしれません。実は、これら二者には保険商品を取り扱うという共通点もありますが、実はお客様との立ち位置に大きな違いがあるからなのです。 共通点は、前述したように一般的には両者とも取り扱う保険会社を一社に絞らず、複数の保険会社と取引していることです。また、両者とも保険会社と契約者の間で仲介役として、保険提案やアドバイス、手続きサポートなどを行います。  しかしながら、仲介の役割において両者では大きな違いがあります。保険代理店は、あらかじめ代理店契約を締結している保険会社から委託を受けて顧客に保険提案・募集を行います。つまり、保険代理店は保険会社の代理人という立場です。  一方、ブローカー(保険仲立人)は、顧客の委託を受けて保険会社と契約条件や引き受けの交渉をし、最適な保険を手配します。常にお客様の立場で考え、行動する役割を担います。つまり、ブローカーは顧客の代理人という立場となります。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港での保険加入のご相談は110香港へ 保険会社も、保険代理店・ブローカーも数多い香港では、どこに保険の加入相談をするかの検討がまず大切なことです。検討する際には、保険代理店は保険会社の代理、ブローカーはお客様の代理という役割の違いを考慮するといいでしょう。また、保険代理店同士、またはブローカー同士であれば変更可能であることも考慮に入れておくといいでしょう。  ただし、どこで相談する場合でも、最初に相談に乗ってくれた担当者が加入後にいなくなることもあるかもしれません。貯蓄保険や年金保険など、契約が長期にわたるような保険だとなおさらです。このような場合には、お客様の代理として、お客様の立場で相談、保険管理、手続きサポートをしてくれるブローカー(保険仲立会社)を選ぶのもおすすめです。加入当時の担当者が仮に退職したとしても、後継の担当者が責任を持ってサポートしてくれるでしょう。  110香港は、香港に拠点を置く日系ブローカーとして、高い実績と多くの社員数を誇っています。お客様の立場で保険の提案、保険会社との交渉をするだけでなく、お客様の大切な保険契約、資産のために責任を持って加入後のサポートを行います。  これから保険の加入を検討される方はもちろん、すでに保険に加入されている方、今後の管理に不安を感じる方もぜひご相談ください。なお、現在、保険代理店(保険会社の営業スタッフなど)で加入されている方は弊社(ブローカー)への変更は基本的にお受けできませんが、今後の保険管理等においてご相談いただければ外部翻訳サービスのご紹介等含め、面談を承ります。まずは110香港へお気軽にご連絡ください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 海外資産運用のご相談は、『insurance110(ワンテン)』グループへ 1998年に香港で金融サポートを開始した「insurance110グループ」では、これまで世界4カ国・11拠点で、7,000名以上の海外在住日本人のサポートを行ってまいりました。香港保険管理局(ライセンス番号:FB1667)に登録された正規代理店としての強みを活かし、500種類以上の保険商品・資産運用商品の中から、経験豊富なフィナンシャルアドバイザーが、海外資産運用のきっかけづくりをサポートします。 海外での資産運用が初めてで少し不安 今の資産運用状況についてのアドバイスが欲しい iDeCo/NISAや老後の年金について知りたい といった疑問をお持ちの方や、資産運用のデメリットもしっかり把握したいという方は、ぜひお気軽に「insurance110香港」までご相談ください。資産運用の成功に向け、出口戦略に至るまで長期にわたる永続的なサポートをお約束します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら

香港で資産形成するメリットとおすすめの投資方法3選

世界の中でも有数の金融センターとして知られる香港は近年、多くの投資家から注目を集めています。 香港は税制優遇や金融商品・サービスの充実など、資産形成を行う上で非常に有利な環境であるためです。 本記事では、香港で資産形成するメリットやおすすめ投資方法、注意点などを解説します。 これを読み進めることで香港という魅力的な市場への理解を深め、将来の資産形成に向けて最適な戦略を立てられるでしょう。 ぜひ、最後までお読みください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港は資産形成に最適な環境 近年、香港での資産形成に注目が集まっています。 その理由としては、香港が長年にわたり培ってきた自由で開かれた経済システム、そしてビジネスに適した環境を維持し続けていることが挙げられます。 香港が、世界中から投資家や企業を惹きつける要素は他にもあります。 香港が資産形成に適している理由 これらの要素が相まって、香港は世界中から投資家や企業を惹きつけ、活気のある金融市場を形成しています。 香港で資産形成するメリット 香港は、資産形成を行う上で様々なメリットがあると考えられています。主なメリットとして、3つ紹介します。これらのメリットを享受することで、より有利に資産形成を進めることができる可能性があります。 低税率の恩恵 香港は、世界的に見ても税率が低い地域として知られています。 香港では、株式や不動産などの売却益であるキャピタルゲインは基本的に非課税です。これは、日本をはじめとする多くの国・地域とは対照的な制度であり、投資家にとって大きなメリットとなります。 金融商品・サービスの豊富さ 香港は国際金融センターとして、多種多様な金融商品やサービスが提供されています。そのため、投資家自身のニーズやリスク許容度に合わせた最適な投資戦略を選択できます。 また、これらの要素から投資家は分散投資を行いやすくなるというメリットもあります。 米ドル建て資産の形成 香港ドルは米ドルにペッグされているため、香港で資産形成を行うことは、事実上、米ドル建て資産を保有することと同じです。 近年の世界情勢や急激な円安傾向を考慮すると、将来の資産防衛策として米ドル建てで資産を保有することの重要性はますます高まっているといえるでしょう。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港での資産形成におすすめの投資方法3選 ここからは香港での資産形成におすすめの方法を3つ紹介します。 (1)積立て投資 長期的な資産形成に効果的な方法として、積立投資があります。毎月一定額を投資に回すことで、時間分散効果によるリスク軽減を期待できます。 積立投資は、価格が変動する金融商品に、長期間にわたって一定額ずつ投資していく手法です。 積立投資は、コツコツと継続することで、大きな資産を築くことが期待できる魅力的な投資方法です。 (2) つみたて貯蓄保険 香港で人気が高い投資方法の一つにつみたて貯蓄保険があります。これは、毎月一定の保険料を積み立てていくことで、満期時にまとまった資金を受け取ることができるというものです。 つみたて貯蓄保険を選ぶメリット (3) オフショア投資 オフショア投資は、税制上優遇されている国や地域で行う投資のことです。香港はオフショア金融センターとしての地位を確立しており、海外投資家にとって魅力的な投資環境を提供しています。 オフショア投資がおすすめの理由 税制優遇: 香港では、オフショア投資による利益に対して税金が課せられない場合があります。 資産の保全: 政治的・経済的なリスク分散にも繋がります。 投資機会の拡大: 世界中の金融商品にアクセスできます。 香港のオフショア投資では、投資信託やヘッジファンドなど、多様な金融商品を選択できます。専門家のアドバイスを受けながら、自身のリスク許容度に合わせた投資戦略を立てることが重要です。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港で資産形成する際の注意点 香港での資産形成はメリットばかりですが、もちろん注意点もあります。今回紹介する注意点を忘れず、資産形成を成功させましょう。 香港ドルと日本円の変動 香港で資産形成を行う際、意識しなければならないのが為替変動リスクです。香港ドルは米ドルにペッグされているため、日本円に対して変動します。 具体的には、円高になると香港ドル建て資産の価値は円換算で目減りし、逆に円安になると価値が増加します。例えば、1香港ドル=14円で100万香港ドルを運用していた場合、1円円高が進むと日本円換算で100万円の目減りとなります。 そのため、資産形成を行う際は、為替変動リスクを理解し、長期的な視点を持つことが重要です。…

香港の貯蓄型生命保険の特徴を解説!将来の備えに適した保険商品は?

生命保険というと日本国内での加入が一般的ですが、海外の保険商品にも注目が集まっています。中でも香港の貯蓄型生命保険はその特徴から多くの人々に選ばれています。この記事では、香港の貯蓄型生命保険に焦点を当て、その特徴や魅力について詳しく解説します。 また香港でおすすめの貯蓄型生命保険商品も紹介します。 香港の貯蓄型生命保険は多くのメリットを持つ一方で、自身のライフスタイルや目標に合った選択が求められます。ぜひ本記事を参考に香港の生命保険選びの参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港の貯蓄型生命保険について 香港の貯蓄型生命保険は、その名の通り、生命保険と貯蓄の機能を兼ね備えた保険商品です。保険料の一部が貯蓄部分として積み立てられ、一定の期間後や特定のイベント発生時に満期金や死亡保障金として受け取ることができます。 特徴的なのは、その運用性と国際性です。香港の貯蓄型生命保険は多くの場合、外貨建てであり、特に米ドル建ての商品が主流となっています。これにより、海外資産を持つことで通貨リスクを分散することが可能となります。 また、亡くなった場合でも、保険金は遺族にきちんと支払われるため、万が一のリスクもカバーできます。このように、香港の貯蓄型生命保険は、資産形成とリスクヘッジを一度に実現する魅力的な商品と言えます。 さらに、香港の生命保険会社は、全世界への保障を基本としています。そのため、将来海外に住む可能性がある人や、生命保険や、貯蓄だけでなく、海外でガンや心筋梗塞など大型の医療費をカバーしたいと考えている人にもとても適した保険商品ラインナップが充実しています。 日本と香港の生命保険の違い 香港の生命保険と日本の生命保険とでは、さまざまな特徴が異なります。 まず、税制メリットについては、日本の生命保険では、掛け金が一定の範囲内であれば、所得控除の対象となります。しかし、出口では所得税、贈与税、相続税としっかり課税されます。ですが、香港の生命保険では、大きなリターンが出たとしても無税で全てを受け取れるという、日本在住者には適用されない税制メリットがあります。 入口での微々たる控除の日本と、出口の儲けに課税しない香港とでは、根本的な増え方の違いもありリターンには大きな差になりそうですね。 次に、運用商品の選択肢ですが、商品そのものは債券を中心として、投資元本を守りつつリターンを確保するのに適した商品が多いです。 さらに通貨の選択肢も豊富であり、ちょっと専門用語になりますが、契約者変更、被保険者変更を次世代に繋ぐ事で、永遠にお金を産み出す仕組みづくりも可能です。最後に資産分散の観点からみると、香港の生命保険は米ドル建ての商品が多く、通貨リスクを分散することも可能です。更に主要先進国通貨そしてご興味あれば人民元など複数の通貨を選択可能です。日本の生命保険では、基本的に円建ての商品となるため、この点でも異なります。 これらの特徴を理解し、自身のライフプランやリスク許容度に合わせた保険商品を選ぶことが重要です。 日本在住者には適用されない税制メリット 先ほども書きましたが、香港の生命保険では、リターンに対する税金はかかりません。また香港の保険に加入し、運用を継続した場合、その運用中は税金を繰延べることが可能です。つまり、保険料の支払いから受け取るまでの間に発生する利益は、全額手元に残るという事になるため、保険会社としても効率的に運用し加入者としても利益が残りやすい運用となります。いわゆる「保障」とは違う側面で運用に有利な保険ラッピングの一面でもあります。 これに対して、日本の生命保険では所得税が適用されます。利益を受け取る際に20%の税金が引かれます。この香港の税制メリットは大きな魅力となる一方で、日本在住者には適用されない点を理解することが重要です。 運用商品の選択肢が多様 日本の生命保険では選べる投資対象が限られますが、香港では株式や債券、投資信託など、より幅広い資産クラスが選択可能です。これにより、保険保有者自身が資産運用戦略を組み立てる際の柔軟性が増します。 また、多国籍の保険会社が香港に進出しており、各社それぞれが異なる特色を持った保険商品を提供しています。例えば、グローバルに運用を行いたい人向けには米ドル建ての商品があり、アジア中心に運用を行いたい人向けには香港ドル建ての商品も用意されています。 米ドル建てで資産分散が可能 先ほども触れましたが、香港の貯蓄型生命保険の特性の一つとして、米ドル建てなどの外貨建てでの保険加入が可能である点をあげることができます。これは、日本円だけでなく、米ドルその他の外貨を通じて資産を分散できるというメリットをもたらしています。 例えば、日本で生活している場合、生活費は基本的に日本円で支払うことが多いでしょう。しかし、すべての資産を日本円で保有していると、円安になった時のリスクを完全には回避できません。そこで香港の貯蓄型生命保険のように、米ドル建てで保険に加入することで、そのリスクを軽減することが可能です。 また、世界的な視点で見ると、米ドルは基軸通貨としての役割を果たしており、多くの国で使用されています。そのため、米ドル建ての資産は世界中のどこでも換金可能であるため、海外移住や留学などのライフイベントがあった場合にも柔軟に対応できます。 香港貯蓄型生命保険の魅力やメリット 香港貯蓄型生命保険の主なメリットは下記の通りです。 高い運用利回り 世界中の銀行口座で受け取り可能 元本確保しつつリターンを狙う これらの特性を最大限に活用し、最適な資産形成を行いましょう。それぞれの魅力について、具体的に解説します。 高い運用利回り 香港の貯蓄型生命保険の利回りは、日本国内の生命保険商品と比べても非常に高く、資産形成に役立つことが特徴的です。なぜなら香港貯蓄型保険はアメリカ国債や投資適格債券を中心に、時間を味方にすることで投資元本を確保する仕組みがあるためです。また保険会社は、その豊富な資金力をもとに株式市場、不動産市場、環境市場など様々な市場に投資するため、実質利回り4~6%の商品が数多く存在します。対して日本は日本国債をベースに運用しているため、利回りは1%前後にとどまるのです。 ただし、高い運用利回りを求めるあまりリスクを無視することは危険です。利回りが高ければ高いほど、その分リスクも高くなる傾向にあります。保険商品を選ぶ際は、自身 世界中の銀行口座で受け取り可能 香港の貯蓄型生命保険の特徴の一つに、保険金の支払い先が非常に柔軟である点が挙げられます。具体的には、お客様が指定する世界中のどの銀行口座でも受け取ることが可能です。 これは、海外在住や頻繁に海外移動を行う人にとって非常に便利な仕組みです。例えば、異なる国や地域に滞在している間も、自分の口座に直接保険金が入金されるため、手間が省けます。 また、香港の貯蓄型生命保険の制度は、口座の通貨にも柔軟性を持っています。例えば、日本円建ての口座でも、米ドル建ての口座でも問題なく受け取ることができます。 香港の貯蓄型生命保険は、グローバルなライフスタイルを送る人にとって最適な保険商品と言えます。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 貯蓄型生命保険と他の保険商品の違い まず、貯蓄型生命保険はその名の通り、保険料の一部が貯蓄として積み立てられることが特徴です。この積立金は一定の運用利回りを得ることが可能で、定期的な収入や退職金として活用できます。それに対して、一般的な生命保険や医療保険は、主にリスクへの備えとして加入するもので、契約者が病気や事故に遭遇した際、あるいは死亡した場合に保険金が支払われます。 また、貯蓄型生命保険は長期的な資産形成を目指す人に適しています。これは、契約期間が長いほど高い利回りを期待できるためです。一方、一般的な生命保険や医療保険は短期的なリスク対策に重点を置いています。 以下の表では、貯蓄型生命保険と一般的な生命保険の主な違いを一覧にしています。 何を優先するか、また何を求めているかによって最適な保険商品は異なります。各自のニーズに合わせた選択を行いましょう。 香港貯蓄型生命保険を利用した資産運用をしよう 香港の貯蓄型生命保険は、その高い利回りと柔軟な運用が可能な特性から、日本では得られない資産運用の一つです。さらに、米ドル建てでの加入が可能であり、更に主要先進国ほか世界でも香港のみ人民元建てのプラン選択できるなど通貨リスクの分散にも一役買ってくれます。 しかしながら、運用プランがどうであれ、自身のライフスタイルやリスク許容度に応じて最適な保険商品を選ばなければなりません。そのため、具体的な商品を選ぶ際には専門家のアドバイスを受けることを強く推奨します。商品選びにお迷いの人は、insurance110香港にご相談ください。 香港の貯蓄型生命保険を利用した資産運用は、国内の保険商品だけでは得られない魅力とチャンスを提供してくれます。今からでも遅くはありません。香港貯蓄型生命保険の可能性をご検討ください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 海外資産運用のご相談は、『insurance110(ワンテン)』グループへ…

香港撤退・帰任マニュアル|金融サバイバルに備えるチェックリスト

香港に駐在・居住している人は金融面ではとてもメリットがあります。生活コスト、不動産コスト、教育コストは高くつきますが、売買益への税金、相続税、贈与税などが課税されず、とてもシンプルです。 また銀行での「金Gold」購入も簡単で、ビットコインへの投資なども盛んです。つまり資産運用を始めるには最適な環境です。 ただ…慣れない土地で資産運用とか始めることは大変でしょう。本記事では、香港居住中にできることや、帰国して居住国が変わる際に注意したいことをチェックリストにまとめました。香港に住んでいるけど帰国の予定がある人は、参考にしてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港居住中にできること 香港に住む間は、以下の対策をとることをおすすめします。 複数通貨を自由に移動できる銀行口座を開設 香港ドル、米ドル、人民元などの複数通貨に対応した口座を開設しておくと、状況に応じて資金を移動できます。将来的な撤退を見据え、柔軟な対応が可能となるため、必ず開設しておきましょう。 金(Gold)コインを購入 金は世界共通の信用があり、インフレに強い資産です。金コインを一定量保有しておくことで、資産の分散と価値の維持が期待できます。 値上がりを狙い株やBitcoinを購入 株式やビットコインなどの投資は、値上がりが期待できるため、少しでも購入しておくと良いでしょう。ただリスクも高いため、分散投資が必要です。一部の資金を投じることで、資産形成のチャンスを残しておきましょう。 香港の運用型保険に加入 香港へ進出する際、現地のパートナーを見つけることは成功への重要な鍵となります。パートナーがいることで、次のようなメリットがあります。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 本帰国・異動で注意すること 帰国の際にすべきことは、まず株式やBitcoinなどの資産は早めに売却し、現金化しておく事をお勧めします。もちろん自己判断とはなりますが、帰国となると移動先の国税制に基づいた納税が発生します。もし仮に日本であれば帰国後に売却すると相応の税金が発生しますので、注意してください。その為、仮に帰国が確定した場合は現金化することがベターではないでしょうか? 金(Gold)を保有している場合は、購入時の証明書を確実に確保しておきましょう。将来の納税対策のために必要になってきます。 また香港の銀行口座のアプリは最新版にアップデートしておきます。リモート操作を円滑にするためです。そして相続対策のために、銀行口座の名義人は、夫婦など複数名のジョイント口座にしておくと良いでしょう。 今回ご紹介した資産運用方法は、ほんの一部ですが、日本人が海外で色々な投資に手を出したとしても、私たちの考えですと最終的には、保険ラッピング運用など、受取人を特定でき、運用自体も安全な商品に切り替えることをおすすめします。お客様のご親族等からのご相談などを考慮すると、保険化しておくのが大事だと強く感じてしまいます。〜50歳までのお金のカタチ(インフレに負けない対策)   よく耳にすると思いますが、お金は短期的、中期的、長期的な資金にわけて管理すると良いでしょう。短期的な資金は、定期預金など現金に一番近い状態の運用がおすすめです。 教育資金などの中期的な資金は、リスクが少ない短期積立保険が適しています。老後資金などの長期資金は、インフレに強い積立投資や長期積立保険を利用することを推奨します。また、通貨の大幅な変動に備えて、人民元、金、ビットコインなどの多様な資産に投資することも考えられます。特に、金やビットコインは、通貨の暴落時にも価値を保つ可能性があるためご自身の保有資産の一部を分散しておく事をおすすめしております。 50歳〜以降のお金のカタチ(お金の寿命を延ばす) 50歳を過ぎると、資産の運用で大きなリターンを狙うより、老後の生活資金を確実に支える資産として『お金の寿命を延ばす』為のプランニング・商品を選択することが重要です。例えば以下のように資産を分け、運用をご検討ください。 短期資金(老後資金) 短期積立年金 中期資金(老後資金、配偶者向け) 超短期積立年金 一括払い年金 長期資金(配偶者向け、相続対策) 一括払い年金 一括払い生命保険 さらに、為替リスクへの対策として、資産全体の中の一部を米ドルの大きな変動に備えて人民元、金、ビットコイン(ETFも可能)に投資し、通貨全般の暴落対策として金やビットコインの保有を検討します。人生の大きな変化が迫っている場合、資金計画に迷うこともありますが、Insurance110 ワンテンでは、海外メリットを考慮したライフプランに基づいた無理のない資金計画を提案します。お金の使用時や大切な人への継承時にも安心して対応できるよう、信頼できるパートナーとしてのサポートを提供します。 保険をおすすめする理由 海外赴任者の皆さまに保険ラッピングや貯蓄型保険をおすすめする理由は、認知症やその他の緊急事態に備えて、常に資金をハンドリングし早期に確保できるようにするためです。認知症になると、本人が自身の金銭管理を行うことが難しくなり、資産の取り崩しが困難になります。しかし、保険ラッピングや貯蓄型保険なら、認知症になっても保険金が支払われ、介護費用などの資金を確保できる商品などもあります。 さらに、万一亡くなった場合も、遺族には確実に保険金が支払われ、彼らの生活資金をサポートします。まとめると、保険ラッピングや貯蓄型保険は以下のようなメリットがあります。 認知症対策: 認知症になっても保険金を受け取ることが可能。 万一の備え: 死亡した場合も遺族に保険金が支払われる。 保険のおかげで、認知症や予期せぬ事態にもしっかりと対応でき、安心して生活を続けることができます。※認知症対応の保険プランについては保険会社により条件が大きく異なる為、必ず弊社コンサルタントにご相談のうえご判断ください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 海外資産運用のご相談は、『insurance110(ワンテン)』グループへ 1998年に香港で金融サポートを開始した「insurance110グループ」では、これまで世界4カ国・11拠点で、7,000名以上の海外在住日本人のサポートを行ってまいりました。香港保険管理局(ライセンス番号:FB1667)に登録された正規代理店としての強みを活かし、500種類以上の保険商品・資産運用商品の中から、経験豊富なフィナンシャルアドバイザーが、海外資産運用のきっかけづくりをサポートします。 海外での資産運用が初めてで少し不安 今の資産運用状況についてのアドバイスが欲しい iDeCo/NISAや老後の年金について知りたい といった疑問をお持ちの方や、資産運用のデメリットもしっかり把握したいという方は、ぜひお気軽に「insurance110香港」までご相談ください。資産運用の成功に向け、出口戦略に至るまで長期にわたる永続的なサポートをお約束します。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら

日系企業が香港進出を成功するためポイントと落とし穴を解説!

これまでも多くの日本企業が海外進出の一環として香港市場に挑戦し、その後撤退していきました。飲食店や各種商社など、さまざまな業種が試みましたが、思いつきで成功を収めることは決して簡単ではありません。 本記事では、日本企業が香港に進出する際のアドバイスを具体的に解説します。 アドバイスとして、以下の点を念頭に置いてください。 もちろん十分ご承知の上で進出を決定されていると思いますが、改めて振り返って頂きたい点としては「日本の製品だからうまく売れる」「自社の商品は特別だ」という発想は、正直なところ、1年以内に撤退する原因となります。 香港への進出を検討している人は、決して海外ビジネスを甘く見ず、本記事で解説する内容を頭に入れたうえで行動しましょう。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 市場調査を徹底する 香港進出を成功させるためには、市場調査を徹底することが重要です。海外でビジネスを成功させるためには、日本とは違う部分を知らなければ、土俵にさえ立てません。しっかりと市場調査を行い、消費者ニーズと競合状況を理解しましょう。 具体的にどのようなことを調査しなければならないかを解説します。 法規制の遵守 香港では、事業活動においてさまざまな法規制を遵守する必要があります。法規制は外国企業にとって複雑で分かりにくいものも多く、軽視すれば事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 例えば、以下の法規制に留意する必要があります。 会社法 労働関連法規 租税関連法規 個人情報保護法 知的財産権関連法規 これらの法規制は日本の制度とは異なる部分も多いため、しっかり理解しましょう。難しいこともあるため、香港進出にあたっては、現地の法務サポートを得ることが重要です。現地の法律事務所や会計事務所などの専門家に相談し、アドバイスを仰ぐことで、リスクを最小限に抑えることができます。 現地化戦略の採用 香港に進出する際には、現地の文化やニーズに合わせて製品やサービスを現地化することが不可欠です。 現地化の取り組みとしては、以下のようなことが考えられます。 言語対応 広東語、英語、中国語(簡体字)など、香港で使用される言語に対応する 製品の説明書やウェブサイトなどを複数言語化する 文化的配慮 香港の行事や習慣を尊重した商品デザインやマーケティング 宗教的・文化的価値観に反しないよう留意する 現地ニーズへの対応 香港市場の嗜好や生活様式を調査し、製品・サービスを最適化 価格設定においても、現地の購買力に合わせる 現地化には時間とコストがかかりますが、顧客との信頼関係を築き、ビジネスの成功に大きく貢献します。専門家への相談や現地スタッフの採用なども検討すべきでしょう。 リスク管理計画の策定 香港に進出する際は、為替変動や政治的リスクなど、さまざまなリスクに備える必要があります。事前に適切なリスク管理計画を立てておくことが重要です。 まずどのようなリスクがあるかを特定し、それぞれの影響度を評価します。次に、リスクごとに対処法を考える流れで進めると良いでしょう。 また、リスク発生時の対応手順も決めておくことをおすすめします。状況に応じて対応できるよう、定期的にリスクの見直しを行うことが大切です。 現地パートナーの検討 香港へ進出する際、現地のパートナーを見つけることは成功への重要な鍵となります。パートナーがいることで、次のようなメリットがあります。 言語や文化の違いを橋渡しし、スムーズなコミュニケーションを実現 香港の商習慣や規制に関する深い知見を提供 既存の営業網や人脈を活用できる 市場の動向やニーズを的確に捉えられる 適切なパートナーを見つけることで、香港でのビジネスをスムーズに展開できます。長期的な視点に立ち、慎重に選定を行いましょう。 保険ブローカーの活用メリット ビジネスを異国で展開する際は、地域特有のリスクへの理解と対策が不可欠です。特に香港への進出を検討する場合、保険ブローカーを活用することが有効です。保険ブローカーは、日本ではあまりなじみのない役割でしょう。保険ブローカーは保険の専門家であり、企業のリスクを適切に評価し、最適な保険プランを提案してくれます。海外でのビジネスリスクを効果的に管理し、ビジネスを「守る」ことが可能となります。 ここからは保険ブローカーの活用メリットを紹介します。 専門知識 保険ブローカーは保険に関する専門知識を有しています。保険商品の内容や適用条件、補償範囲などについて熟知しているため、お客様の事業内容やリスクを的確に分析し、最適な保険プランを提案できます。 さらに、保険会社との窓口となり、保険金請求手続きのサポートや更新時の手続き代行など、専門的なサービスを提供します。複雑な保険制度や手続きに不安を抱えがちな企業にとって、専門家によるアドバイスは大きな助けとなります。 時間とコストの節約 香港進出の際、保険ブローカーを活用することで時間とコストを大幅に節約できます。ブローカーが複数の保険会社のプランを比較検討し、企業のニーズに最適な保険プランを効率的に見つけてくれるためです。 具体的には、以下のようなメリットがあります。 自社で一つ一つの保険会社のプランを比較する手間が省ける 保険業界の専門知識を持つブローカーが最適なプランを提案してくれる 保険契約の手続きや更新手続きなども代行してくれる…

香港移住後の生活は?特徴や居住エリア、食生活まで詳しくご紹介

香港への移住を検討している、または香港への駐在が決まった方は、生活面での不安を抱えているのではないでしょうか。日本とは異なる部分が多々ある場所で、不便なく暮らしていけるかが気になるところだと思います。 この記事では、香港での生活に欠かせない言語・気候・居住エリア・交通機関について詳しく解説します。一般食はどんなものかも紹介するので、香港への移住前にチェックしてみてください。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港の歴史的背景や国の特徴について 香港は中国の都市ということは知っているけれど、詳しいことはまったくわからないとお悩みの方も多いでしょう。ここでは、香港の歴史的背景と、言語や気候などの基本的な情報を解説します。 香港の歴史 香港は、中国東南部にある国際的都市です。中国の都市だった香港は、1839年のアヘン戦争により、イギリスの統治下にはいります。その後、1860年のアロー戦争で締結した北京条約により、九龍半島もイギリスの統治下となりました。 76年後の1984年に発表された中英共同声明によって、長きにわたって統治下だった香港が1997年に一括返還されます。返還後は一国二制度が採用され、中国と香港は同じ国でありながら、本土とは異なる制度で都市が成り立っています。 一国二制度は2047年に終了するため、その後の国としての在り方はまだ発表されていません。これまでの香港とは大きく変わる可能性もあるため、移住後に2047年を迎える場合は、制度についてきちんとチェックすることが大切です。   香港で使われている言語 香港では、中国語の標準語と広東語が混ざった言語のほか、英語も使われています。移住前に必ずしも中国語をマスターする必要はありません。中国人だけでなく、欧米系の駐在員も多いため、英語を話せれば問題なく生活できるでしょう。中国語は少しずつ学んでいくことがおすすめです。 日本とは異なる香港の気候と天気 香港は湿度が非常に高く、日本よりも蒸し暑く感じることが多い場所です。冬でも16~18度と暖かいため、寒さに弱い方は快適に生活できるでしょう。寒冷地域から移住する方は、通年暑さを感じるかもしれません。 湿気が多く、温暖な気候であることから、香港では通年エアコンがついている施設や家庭が多いといいます。場合によっては寒さを感じる恐れもあるため、パーカーやカーディガンを持ち歩くことがおすすめです。 香港の居住エリアと利用できる交通機関 香港移住の前に確認しておきたいのが、居住エリアと利用できる交通機関です。エリア別に特徴が異なり、人によって必要な公共機関も変わるため、事前に確認することが大切です。ここでは、香港の居住エリアと、利用できる交通機関を紹介します。 香港の3つの居住エリア 香港の居住エリアは大きく分けて3つです。 香港島エリア 九龍島エリア 新界エリア 香港島エリアはビジネス街となっており、特に日系企業が集中している場所だといえます。半山區(ミッドレベル)・銅鑼湾(コーズウェイベイ)・跑馬地(ハッピーバレー)は日本人が多く住むエリアなので、香港への不安がある方は、日本人が多い場所への移住を検討しましょう。 ただ、最近の傾向としては返還前の香港国際空港跡地(Kai Takエリア)の再開発による企業誘致により香港島エリアから引っ越す企業も多く、香港の新しいスポットとなっています。 九龍島エリアは、中国本土に拠点のあるメーカーやブランドの企業が多く集まる場所です。日系企業が多いだけでなく、居住する日本人の数が多い紅磡(ホンハム)もあります。九龍島エリアに勤務先がある方は、ホンハムへの移住を検討してみてはいかがでしょうか。 新界エリアは自然を感じられる場所で、中心エリアに比べて家賃も安いところです。日本人学校があるため、子どもと一緒に移住する方におすすめのエリアです。日系のスーパーもあるため、日本の食材を手に入れやすいでしょう。 香港で利用できる交通機関 香港ではさまざまな交通機関を利用できるので、車がない方も安心です。使える交通機関は以下の通りです。 地下鉄 バス ミニバス トラム タクシー Uber トラムは、香港の北側から東西に運行する路面電車です。利用できる交通機関は日本と大きく変わるわけではないので、移住後の移動に困ることはないでしょう。 また各公共サービス、タクシーなどもアプリとの連携が充実しており、キャッシュバックや乗車回数によりチケットが還元されたりと、お財布に優しいサービスも沢山あるので、言語の勉強と思って活用してみてください! ただ、どの国でもそうですが一点注意したいのは、空港周辺や観光地に停車している個人営業の白タクです。現地に慣れていない人だとわかると、通常料金の何倍もの料金を請求してくる業者も多いため、白タクは利用しないほうが良いでしょう。 香港の一般食と気を付けたい病気 中国の料理はスパイスが多く使われているイメージを持つ人も多く、香港の食べ物は自分に合うか不安な方もいるかもしれません。また、移住後に体調を崩さないよう、かかりやすい病気についても把握しておき事前に気をつけたいものです。香港の人は普段何を食べているのか、健康面では何に気を付ければいいかについて紹介します。 香港での食事 香港の一般食はさまざまなジャンルから選べますが、一番多いのは中華料理です。パスタやステーキなどの西洋料理も食べられるため、日本と大きく食文化が異なるわけではありません。 外食で人気があるのはやはり中華料理ですが、日本料理・フランス料理・イタリアン・西洋料理などのお店も多くあります。そのため、中華料理が苦手、という人でも安心していろいろなジャンルの食事を楽しむことができるでしょう。 日本の大手チェーンから、地方のラーメン屋さんまで日本から進出しており、日本食に困ることは殆どありません。むしろ日本各県の料理を30分圏内の移動で楽しめるという意味では便利な国ですね。 また、香港には健康意識が高い人が多いため、栄養バランスを考慮しながら食事を管理できます。現地の人の中には、毎食必ず野菜を食べる、栄養が足りないときは栄養素たっぷりの中華スープを食べるなど、日頃から病気予防に努めている人も多いようです。 注意したい病気 年間を通して湿度が高い亜熱帯気候の香港では、いくつかの病気に注意しなければなりません。発生しやすい病気は以下の通りです。 食中毒 細菌性赤痢 A型肝炎 デング熱 チクングニア熱 食中毒や細菌性赤痢などの消化器の病気は、食材をよく加熱して食べることで防げます。調理する際は、生のまま食べないようしっかり火を通しましょう。デング熱やチクングニア熱は、蚊に刺されることによって発症します。虫よけスプレーを活用して、蚊に刺されないよう予防することが大切です。 3ヶ月目くらいの慣れた頃に、食事で冒険して食べた海鮮料理や、飲み物などでお腹を壊す人は多い気がします。とはいえ、色々と食べることで身体も慣れてくるので、徐々に慣れていきましょう。…

香港移住手続きを解説!日本人の移住条件やメリット、必要書類や手順まで詳しくご紹介!

近年、香港への移住を希望する日本人が増加しており、その理由は多岐にわたります。しかし、移住には多くの手続きや準備が必要で、不安や疑問を感じる方も多いでしょう。この記事では、香港移住を成功させるために必要な手続きや書類、具体的な準備事項を詳しくご紹介します。 ビザの種類や手続き方法から、住居探し、銀行口座開設、携帯電話やインターネット契約、医療保険加入まで、香港で生活する上で必要な情報を解説します。この記事を通じて、皆さんの香港移住がスムーズに進められるヒントになることを願っています。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港へ移住する日本人が増えている背景 香港は国際的なビジネス、金融、商業の中心地であり、多様な文化と人々が共存する魅力的な都市です。このため、海外から移住してきた人々も比較的馴染みやすい環境が整っています。香港は低い税率で知られ、所得税や法人税が他の国に比べて低いため、起業家やビジネスマンにとって非常に魅力的です。 さらに、香港国際空港を利用すればアジア各地へのアクセスが良好で、ビジネスや旅行にも便利です。香港には優れたインターナショナルスクールがあり、英語を主要な教育言語として使用し、子供たちに高品質な教育を提供しています。 そのため、日本からの移住者や駐在先として多くの日本人が住んでいます。2021年には1万人を超える日本人が香港に住んでおり、日本食レストランや日本の製品が手に入るショップがあり、日本人にとって住みやすい環境が整っています。 参考:在香港日本国総領事館 香港移住ができるビザの種類と手続き 香港移住ができるビザを3つ紹介します。 就労ビザ 配偶者ビザ 投資ビザ それぞれのビザの手続きについて解説します。 就労ビザ 香港で働くには、労働査証(Employment Visa)が必要です。就労ビザは、外国人が現地企業に従業員として雇用された場合に取得するもので、雇用主である会社が保証人(Sponsor)となり申請します。申請者の審査では、香港人が持っていない特別な技術、知識、経験を持っているか、または香港経済に貢献できるかが重要な確認事項となります。これは、外国人労働者の増加が現地の人々の就労機会を減少させないようにするための対策です。 申請する企業側には、なぜそのポストに日本人が必要なのか、申請者が適任であるという理由を説明する必要があります。例えば、申請者が持つ特定のスキルセットや経験が、そのポジションにおいて不可欠であることを証明する必要があり、企業がこれを説明できない場合、申請自体が却下される可能性があります。そのため、申請前に企業と申請者が協力して、申請内容の確認と準備をしっかりと行うことが重要です。 ビザの取得には、通常数週間から数か月かかるため、余裕を持った計画が求められます。また、必要書類や手続きに関する最新情報は、香港入国管理局の公式サイトや専門の移住コンサルタントから得るのがおすすめです。事前の準備と適切な手続きにより、スムーズに就労ビザを取得し、香港での新しいキャリアをスタートさせることができるでしょう。 配偶者ビザ 配偶者査証(Dependent Visa)は、就業および投資ビザを取得した人が保証人となり、配偶者や18歳未満の独身の子供が取得できるビザです。また、香港在住者と結婚することで配偶者ビザを取得することも可能です。 申請には、婚姻または家族関係の証明書が必要です。具体的には、結婚証明書や出生証明書などが該当します。また、保証人である就労ビザ保持者の雇用証明書も提出しなければなりません。これは、保証人が香港で安定した収入を得ていることを証明するための重要な書類です。 さらに、香港での住宅契約書も必要です。これは、家族が香港で住む場所が確保されていることを証明するためのものであり、適切な住居を見つけることが必要です。これらの書類を揃えた上で、香港入国管理局に申請を行います。 投資ビザ 投資ビザは、香港の現地法人に株主として滞在するために必要なビザです。就労ビザが従業員として働くためのビザであるのに対し、投資ビザは株主としての滞在を認めるものです。投資ビザを取得しない限り、外国人は香港で株主になることはできません。香港ではこのビザは「投資査証(Investment Visa)」と呼ばれています。 投資ビザの発給条件は非常に厳格です。まず、申請者個人の資産状況を調査されます。これは申請者が十分な資産を持ち、香港での生活を自立して維持できることを確認するためです。加えて、会社としての事業計画やビジネスの将来性も審査対象です。具体的には、事業計画がしっかりとしたものであり、香港経済にどれだけ貢献できるかが重点的に見られます。投資ビザは単なる滞在許可ではなく、香港の経済発展に寄与することを目的としているためです。 申請には、詳細な事業計画書、財務状況を示す書類、そして会社がどのように香港経済に貢献するかを説明する文書が必要です。3つの書類を整えるためには、しっかりとした準備と計画が求められます。申請が受理されるまでには数か月かかることがあり、その間に追加の情報提供を求められることもあります。 投資ビザの取得は複雑なプロセスです。しかし、投資ビザの取得に成功すれば香港でのビジネス展開に大きなメリットがあります。申請手続きをスムーズに進めたい場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。 \ご不明点やご質問はお気軽にどうぞ/ 無料相談の予約はこちら 香港移住前後に必要なその他の準備 個人が準備する年金として活躍できる香港の保険商品を紹介します。保険選びに迷っている人は、参考にしてください。 香港移住前後に必要なその他の準備 香港に移住するためにはビザの取得だけでなく、生活をする上で様々な準備が必要です。 住居探し 銀行口座の開設 携帯電話の契約 インターネット契約 医療保険加入 特に5つの準備は香港で快適に暮らす上でとても重要な要素となります。具体的な方法を交えながら順番に解説します。 住居探し 香港で住居を探す方法として、不動産会社を通じて探すか、物件紹介ウェブサービスを利用するかの2つがあります。日系の不動産会社に依頼すれば日本語での対応が可能です。しかし、その分コストが高くなる場合があります。住居探しのコストを抑えたい場合は、地元の不動産会社を利用するのがおすすめです。 物件紹介ウェブサービスを利用するとエージェント費用がかからない一方で、ローカルの家主とのやり取りが必要になるため、ある程度の英語または中国語の能力が求められます。 賃貸契約を締結する際には、敷金と仲介手数料を支払う必要があります。相場は敷金が1ヶ月分、仲介手数料が0.5ヶ月分です。家賃相場は、1Rで7,000〜10,000香港ドル、1LDKで8,000〜15,000香港ドル、2LDKで10,000〜25,000香港ドルが目安です。 銀行口座開設 香港での生活を始める際には、少なくとも一つの香港銀行口座を開設することをおすすめします。日本人に人気なのは、香港で創設された世界最大級のメガバンクであるHSBCです。HSBCは香港に多くの店舗を持ち、MTR各駅にATMが設置されているため非常に便利です。 HSBCで口座を開設するには、5,000香港ドル(約100,480円)を預金する必要があります。(2024年5月現在)また、身分証明書としてパスポートまたは香港のIDカード、そして香港の住所を証明できる公共料金の請求書や不動産の契約書が必要です。 香港では、家賃や公共料金の支払いに銀行口座からの自動引き落としよりも、クレジットカードや小切手を使うことが一般的です。 そのため、口座開設時にクレジットカードと小切手口座を同時に申請することをお勧めします。同一銀行口座ならば、クレジットカードとキャッシュカードの機能を1枚にまとめたカードを申請しておくと便利です。 携帯電話の契約 香港では90%以上の人がスマートフォンを所有しており、街中には無料Wi-Fiスポットが充実しています。地下鉄の駅、コンビニ、カフェ、ファーストフード店などで簡単にインターネット接続が可能です。ただし、Wi-Fiの利用可能時間には制限があるため、長期滞在する場合は香港の携帯キャリアのサービスを利用することが推奨されます。 また、海外では日本国内の動画配信サービスが見れないことがありますが、VPNを契約すれば視聴できるようになります。…

APECビジネストラベルカード

コロナも落ち着き出張が増えているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。 特に東南アジア圏に出張が多い方の悩みとしては入国審査の際に長蛇の列に並ばされるということがあります。 ビジネスクラスで移動できる方であれば優先レーンを通れるので上記のようなストレスはないでしょうが、円安やコロナでの打撃を受け経費削減のためエコノミークラスでの移動を求められる場合もあります。 そのような場合に国によっては空港から出るのに1,2時間かかるということも発生します。 ただでさえ長時間狭い機内に閉じ込められた後に、入国審査で1時間以上も立って待たされるというのはどんなに温厚な方でも心穏やかではいられなくなるかもしれません。 もちろん観光で来ているのであればその後の楽しみを想像してやり過ごすことも可能でしょうが、仕事できている場合は少しでも時間は有効活用したいものです。 APECビジネストラベルカード 引用:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/btc/index.html そのような場合に有効なのがAPECビジネストラベルカードです。 APECビジネストラベルカードは、資格を持ったビジネスパーソンがAPEC加盟国間でのビジネス出張を行う際に、入国審査やビザ取得の手続きを簡略化するためのカードです これを持っていれば専用レーンを通れますのでスムーズに入国できます。 浮いた時間を有効活用できます。 筆者もタイに行くことが多く、いつも入国審査の待ち時間で悩まされていて取得を決意。 用意する書類について 日本で申請する方法と海外で申請することもできるようです。 ①日本で申請する方法 下記外務省HPをご参照ください。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/btc/index.html 海外駐在中でも郵送で対応してくれるようです。 ②海外で申請する方法 注)香港で外国人が申請する場合はPermanent IDを持っている必要があります。 筆者は香港の永住権を持っているので2023年3月に香港で申請しましたのでその流れを記載していきます。 まずは必要な書類の準備です。 詳細な書類のリストは、所在国のAPECビジネストラベルカード申請窓口で確認してください。 香港の場合は パスポート 香港ID(パーマネントIDである必要があります) 顔写真2枚 会社のサポーティグレター (筆者が提出したレターのサンプルはこちら) 所定の申請用紙 HKD540(カード発行時に支払い) が必要になります。 申請書類一式準備できましたらが香港のイミグレにいきます。 香港IDの取得や中国ビザ取得のために行かれた方は多いと思います。 申請方法 後で知ったのですがHK政府のオンラインでも申請出来るようですね… https://www.gov.hk/en/residents/immigration/nonpermanent/applyapec.htm まぁオフィスも近いので苦にはなりませんでしたが。 窓口のおじさんに書類一式を渡しチェックしてもらい 「OK!出しておくから1ヶ月くらいした会社にレターが届くよ」 と言われ申請自体は5分程度で終わりました。 それから待つこと1ヶ月… 受け付けました!とレターが会社に届きました。 受け付けただけかい!と色々なネットの記事を見ると半年以上はかかるとのことで気長に待つしかないかなぁとやり過ごすこと2ヶ月、また新たなレターが届きもしかしてもう発行?と逸る気持ちで開封。 香港内での手続きが終わったので各国に承認のリクエストを出したよ、とのこと あぁ…いつになることやら。 承認状況はネットでも確認できるようです。 無事に受け取りました 思い出した時にチェックをしていましたが、ペルー、チリ、メキシコ、ブルネイ、オーストラリア、シンガポールは承認が早かったですね。 私が目当てとしているタイ、中国はなかなか承認が降りず待つことさらに1ヶ月。 ついに中国、タイの承認がおりました。 全ての国を待っていると時間がかかるので暫定カードを発行してくれるようでリクエストすればもらえるようです。 今承認がおりている国でいいので暫定カードを発行してくださいとレター(サンプルはこちら)を書いて郵送し、待つこと2週間。…

サービス改悪?一時帰国時の免税購入

情報化社会の現代では、投資に関する知識が簡単に手に入るようになりました。
しかし情報量が多すぎるために、何からはじめればよいのか分からない人も多いです。

そこでどのように資産運用をはじめていけばよいのか、初めての方にもわかりやすく説明しました。

今回は資産運用の考え方基礎編を3回にわたってお届けします。
第三回は「3つのカテゴリーでリスク分散」
さて、気になる3つカテゴリーとはどのようなものでしょうか?

口座開設2022年(DBS Hong Kong編Vol.2)

生活する上で欠かせないものの一つ「銀行口座」。海外に住むと生活口座として現地の銀行口座を開設する必要がありますが、駐在で来たばかりの人が口座開設を断られたという話など年々厳しくなっている印象でしたが、ここ最近はそのような話はあまり聞かなくなりました。今回は最近の銀行事情を知るため口座開設に行ってきました。