今更聞けない…オフショアってなに?

金融の話しているとオフショアという言葉がでてくることあります。

そんなオフショアについて簡単にご説明いたします。

英語では『Offshore』と書きますが、意味は“沖”とか“岸から離れた”という意味もありますが“海外の”という意味でも使えます。


金融においてはざっくりいうとにいうと税制優遇されている地域だと思ってもらえればいいです。
タックスヘイブン(Tax Haven)とも言われることもあります。
タックスヘブン(Tax Heaven税金天国)ではないです。

アジアですとここ香港やシンガポールがそのような地域です。

ヨーロッパですとスイスやルクセンブルク、マン島、ガーンジー島など。
カリブ地域のケイマン諸島やバージン諸島などもオフショア地域と言われています。

ではなぜそのような国や地域がオフショアとなったのかというと

諸説いろいろありますが、もともとそういった地域はイギリスの植民地だったところが多いです。
もともと産業がなかったような植民地への投資を増やすために、
その土地の企業の税金を安くすることで多くの企業が集まってきました。
イギリスだけでなく他の国からも移転してくる企業が増えたおかげで植民地の税収は潤っていたと言われています。


例えば香港だと2022年時点ではキャピタルゲインに対しても課税されません。
100%受け取ることができます。
※ただしこれはその土地に住んでいる人に対してであって、他の国に住んでいる方は住んでいる国の税法に従う必要があります。

そこでよく『香港の口座に入れていたら日本の税務署にはバレないんじゃないか?』と聞かれることもあります。

確かに昔はそのような時代もあったかもしれませんが(実際は調べればわかっていたのだと思います)今は違います。
特に今は居住国の納税者番号(日本の場合はマイナンバー)を提出しないといけないのでよりわかりやすくなっていると思います。

今は香港に住まれている方でもいずれは日本に帰る方がほとんどだと思います。
金融に関するルールや税制は年々変わっていきますので、常に最新の情報を知れる環境というのが大切です。


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