Web3.0 で変わる NEOニート

はじめに

6月1日から、改正資金決済法が変わり、デジタル金融時代に一気に加速を始めましたが、気づいていますか?取り残される・・・事はないでしょうが、今後起こりゆく変化については、知っておいてもいいでしょう。

①NEOニートって?

仕事せず、家でゲームして、昔は穀潰しと言われていましたけどね。

ただ、もし家にいながらして莫大に稼ぐ術があるとすれば?

そうなんです!
このデジタルな世の中での新しい生活手段を確立している「ニート」それが、

「NEOニート」
と言われています。

NEOニートが誕生したきっかけ、それはこのデジタル社会であり、

デジタルデータを「資産」として価値を見出す仕組みとして「Web3.0」があるんですが、知ってますか?

今からドンドン、耳に、目にするようになってきます。

②Web3.0って?

Web1.0
・インターネットの黎明期の状態であり、情報の流れが一方通行。インターネット上でありながら、テレビや新聞などと同じ様な情報の流れで、テキスト情報ばかりの静的なWeb時代のこと。

Web2.0
・現在私たちが利用しているインターネットの状態であり、情報の流れが双方向。インスタグラムなどのSNSのように、インターネット上の投稿に対してイイネを押すなど参加型であり、回線の高速化によって画像や動画が多く見られるような動的なWeb時代。

Web3.0
・Web2.0 の弱点である大企業への情報集積によるプライバシーセキュリティリスク。これらの権限を個人に分散することを目指している仕組みがWeb3.0。ブロックチェーンにより改竄不可能な情報を構築し、大企業を経由する事なく自分自身でネットワークに参加することが可能となります。NFTなどのデジタル資産を個人の権限として保有できるWeb時代のこと。

30秒でと書きましたが、難しい言葉もありますので、詳しく知りたい方はお知らせください。

③何が今までと違うの?

私の子供時代は「何ゲームばっかりしてるの!!!」と小言を言われたもので、隠れてゲームを購入して弟たちとこっそり遊んでいました。

ですが、学校の勉強、宿題より「何でゲームしないの!!!」と言われる日も近いかもしれません。もちろん基礎学習はとても大事だと思うので、同じゲーム好きでも、将来的にはゲームを創る側に成長して欲しいですけどね。親のわがままでしょう。

 ゲーム内でのヒーローレベルを最大化するまで時間とお金を掛けたキャラクター達。これまではアカウント丸ごと転売するとか、自分自身で楽しむとか。それが先に記述しましたがNFT(=Non Fungible Token)と呼ばれる、コピー不可能なデータキャラクターにしてしまうと、自分の育てたキャラクターを必要な人に有償・無償関わらず、インターネット上で譲渡することも可能になります。

また、音楽活動やデザイン活動をしている人が、自分の音楽NFT、キャラNFTを作成し、販売することでこれまでの中間搾取者を最大限排除して直接的にファンと繋がり、ファンと交流し、応援してくれるファン、ファンを広げるネットワークを提供してくれるファン、そして音楽家、デザイナー自身。それぞれが利益を得ることができる仕組みなども生まれています。

④問題点と今後の未来

海外生活のキホン医療保険で備える

例えば株式保有の権利がNFTのようなデジタルな権利となり、より広く株主に恩恵を提供することができる可能性もありますし、保険の証券がNFT保険証券となるのもとても有意義な変化だと思います。

もしかしたら国が発行する、国債自体がデジタルネットワーク上で発行される未来も近いでしょう。

 このようにデジタル化が進むことで、NEOニートの様に家の一部屋から世界へアクセスすることが可能になる一方で、注意することとすれば、やはりフィッシング詐欺の様なオンラインならではの詐欺軍団が存在しているという事実を認識することです。

 自分の大事な情報をついつい詐欺集団に渡してしまい、あっという間にデジタル上の資産がハッキングされたり、デジタル資産の発行元、販売元がハッキングされることで、所有権自体を書き換えられたりする可能性があるでしょう。

また、これまでは大企業がプライバシー情報を集めており安心できる面もありました。ですが個人に権限が移るという事は、自分自身が情報管理を徹底して実施する必要があるという事です。大事なパスワードをどう保管するか?など別の悩みがでてきそうですね。

とはいえ、Web3.0 時代の先端を掛けるけるNEOニートたち。現代で生活している私たち現役世代。その時代時代で生活していくための手段が変わっていく変化を観察できる環境にあるのは楽しいものです。

健康には留意しつつ、メリットもデメリットも両面存在することを理解しつつ、共に世の中の進化を見つめていきましょう。

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