食品には寿命がありますが、お金の寿命は気にしていますか?
「えっ、お金に寿命ですか?」何言ってるんだろう?
と聞こえてきそうですが、ほったらかすと腐ってしまいます。
また一般的には、お金の寿命というと『1,000万円を月10万円ずつ使うと約8年で枯渇します!』みたいな話が多いかと思います。
または『カビが生える』とか『錆びる』などの物質としての劣化もあるでしょうが、今回は『お金の価値』が寿命を迎えるポイントをおさらいしてみたいと思います。
あくまでも、筆者の主観的なイメージもあり、また初心者向けに簡易的に表現している点も多くありますので、エンターテイメントとしてお読みください。
お金の歴史(簡易版)
まず歴史的に『お金の価値』を支えていたのは『金 Gold ゴールド』でした。日本でも金貨や銀貨などの希少鉱物そのものが通貨として流通していた時代もあります。
ただ、保管の難しさからくる盗難、重量もあるため持ち運びの困難などの表向きの理由から紙幣や硬貨などへと時代の流れと共に現代の形に変わってきました。
これら紙幣や硬貨などの現代版の通貨については『金 Gold ゴールド』などの支えは無く、ザクっと言うと『国の信頼』が支えとなっています。
では、この様な時代において『お金の価値』はどの様な場面で下落する可能性があるのでしょうか?
お金の寿命が尽きる場面(独自視点)
①紙幣の変更(2024年予定で等価交換されるのか?)
②タンス預金(①により無価値化の可能性あり?)
③インフレーション(物価が高騰し、お金の価値・信用が下がる)
④通貨の信頼喪失(対海外通貨に対して日本の通貨が安くなる)
⑤預金封鎖(戦後1946年に実行され、引き出し制限、あるけど使えない)
⑥プログラムされたお金(消費券などの様に、期限内だけ価値のあるお金)
⑦管理主体のデフォルト(使っているお金そのものへの信頼が無くなる)
この位でしょうか?
一つ一つは解説しませんが、最近ニュースなどでも話題の多い『③インフレーション』について深掘りしてみましょう。
その他の項目については、またエンタメ記事や、エンタメ動画として解説していきたいと思いますので、楽しみにしておいて下さい。
この2年間で値上げの起こった履歴を抜粋してみました。
インフレーション ≒ 値上げ ≒ 家計圧迫
【2023年1月以降の値上げ】
デフレだから、会社が儲からないとか、給与が上がらないとか、様々な理由が挙げられていましたが、このようにインフレになっても企業は昇給の検討を始めるだけで実際に給与額に反映されている企業はまだまだ少数でしょう。
値段据え置きだけどポテトチップスの中身が減らされている様な『サイレントインフレ』も、実質もう限界で、2023年からは実際の値段をグイグイ上げ始めています。
卵:
・鳥インフルエンザや、鶏小屋の火災等により何十万羽ものニワトリが死に、市場への卵供給が追いついていない様です。更に海外(香港など)での日本鶏卵の人気もあり海外で販売する方が高く売れることも日本市場で卵の値段が高騰する原因になっている様です。
電気料金:
・2023年6月から、東京電力が平均29.31%もの値上げをするようです。これに追随する形で各エリアの電力会社も値上げの動きに傾いていくことが予想されます。
外国人視点で日本を眺めると?
以上、日本国内において続々と訪れる値上げラッシュ(インフレ化)ですが、普通に日本で生活していると家計への負担感がキツイく感じることもあるでしょう。
ただ、海外の人たちからの視点はどうかというと『日本人の高いと感じる感覚でも、安い!』『日本はとてもリーズナブルだ!』と感じているからお金の価値の差というのは不思議ですね。
この感覚というのが上記の『④通貨の信頼喪失』であり、海外通貨に対して日本円が安くなり、海外からの燃料の輸入コストが増加したり、海外旅行に行った時に海外のモノがとても高い。と感じる状態となります。
では海外に住んでいる日本人はどう感じているか?というと。。。
『海外で稼いで日本で使うのがベスト』と思っている人が多いのでは?
ですが、このまま円安が進行すると日本が安売りされてしまう・・・と一抹の不安はあります。
これも日本円を基軸としている私たちにとっては、知らず知らずのうちに『お金の寿命』が近づいていると感じてしまう客観的な事象です。
対策って・・・
では、どう対策するべきでしょう?
- 外貨でも保有しましょうか?
- iDeCo/NISA でも始めましょうか?
- 金Goldでも購入しましょうか?
- 株でも始めましょうか?
- ビットコインでも買いましょうか?
フィナンシャルアドバイスではありませんが手段としては、どれも良さそうですね。
途中『無価値』『寿命』という極端な表現をしておりますが、経済が動いている限りにおいては交換手段としての『お金』は存在しますので安心してください。
ただ、世界各国の状況や、大きな時代の節目のタイミングでは、
- 各国間の通貨強弱(為替リスク)
- モノと通貨の強弱(インフレ/デフレ リスク)
など、交換手段の変化が起こりますので、日本人においては『日本円』だけの保有ではなく、
- 為替リスク対策として基軸通貨などの外貨に変えておく。
- インフレ対策として、外貨、株式、ビットコイン、現物の食料品などに変えておく。
これだけでも、生活上の防衛にはなると思います。
もしあなたが『海外居住中』『駐在員として海外勤務中』であれば・・・とてもラッキーですね。先ほども書きましたが『海外で稼いで日本で使う』自分なりの仕組みを構築できますからね。
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最後になりますが、お金の価値というのは実は自分以外の周りで決定されていくということを改めて認識していただき、2020年から始まった大きな時代の節目を一緒に乗り切りましょう。
ではまた、セミナー、動画、面談でお会いできるのを楽しみにしいます。
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