損害保険 – 従業員に関する保険

損害保険ー従業員に関する保険

香港では労災とMPFの加入は法律上加入が義務付けられている強制保険です。また、会社のベネフィットとして従業員に団体医療保険を用意する企業がほとんどです。貴社のビジネスの人事戦略として相談いただくことも可能です。

MPF(強制保険)(Mandatory Provident Fund)

確定拠出型の年金制度で、毎月の給与から労使双方が5%をTRUSTEE(信託会社)に積立てます。
全ての企業が加入を義務付けられており、正社員のみならずパートタイム社員にも適用されます。
もし、正当な理由無く積立を行わず有罪となった場合は、罰金HK$100,000の罰金かつ懲役6ヶ月の禁固刑が経営者に科せられますのでご注意ください。

労災保険(強制保険)

香港では労災保険は強制保険です。もし、違反して無保険であった場合には、最高 HK$50,000の罰金および2年の懲役が科せられますのでご注意ください。
雇用主は付保内容を明記した「Notice of Insurance・保険通告」(保険会社にて作成)を事務所内に掲示しなければなりません。
この保険は、貴社従業員が業務上の災害によって身体に傷害を被った場合、香港の労災条例に基づく補償金と雇用主が民法上の責任をもった場合の使用者賠償責任とそれに要する訴訟費用・弁護士費用等をてん補します。

メディカル保険

現地従業員のための医療保険です。香港には健康保険がないため、従業員に対する福利厚生のひとつとしてこの保険をご利用いただいております。香港のみならず全世界有効です。
基本カバーの内容、各種オプションの追加等、全てオーダーメイドとなっておりますので、貴社の社内規則にあわせて設定されることをお勧めします。

海外旅行傷害保険

香港には日本のような健康保険制度がないため、全額自由診療となります。
また、気候や衛生環境が日本と異なるため日本人の方が医者にかかるケースも多く見受けられます。
また、日本人が安心して治療を受けられる病院・クリニックの治療費は高額なため、万が一のケガや病気で入院された時などは、医療費の負担は高額になります。
そこで、日本人従業員の医療費をカバーする保険として、香港在住用海外旅行傷害保険をご利用いただいております。

団体生命保険

日本では、多くの企業が採用している団体生命保険ですが、香港においても近年ニーズが高まっています。
従業員の方が亡くなられた場合、弔慰金や長期服務金などの支払いが発生します。これらの急な出費を安価でカバーするためにこの保険を活用する企業が増えてきました。
一定の役職以上の社員のみ加入するなどの設定が可能です。

住宅総合保険

日本人スタッフの住居の家財に対する火災・水害・盗難等の損害や、住居の使用に関して第三者に与えた損害等をワイドに補償します。

アマさん保険(アマさんの労災保険)

香港ではアマさん(住み込み・通いを問わない)に対しても、雇用主に労災保険の付保義務を課しています。
もし、違反して無保険であった場合には、最高HK$50,000の罰金および2年の懲役が科せられますのでご注意ください。
この保険は、アマさんが掃除・洗濯・料理・買物・子供の送り迎え等の仕事中の事故によって身体に傷害を被った場合、香港の労災条例に基づく補償金と雇用主の民法上の責任をもった場合の使用者賠償責任とそれに要する訴訟費用・弁護士費用等をてん補します。

ゴルファー保険

お仕事、プライベートを問わず、ゴルフをされる機会のある方はゴルファー保険を手配する事をお勧めします。
(日本のゴルファー保険では、通常海外でのプレーは担保されません。)
この保険は、第3者に対する賠償責任、自身の傷害、用品の補償、ホールインワン・アルバトロスの費用補償がセットになっています。 香港・マカオ・中国におけるプレーだけでなく、アジア各国でのプレーも補償するプランも有ります。

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